2002年公開のスペイン映画「靴に恋して」。
監督、脚本はラモン・サラサール。
マドリッドに住む5人の女性が靴をキーワードにすれ違っていくような映画。
アントニア・サン・フアンやナイワ・ニムリはじめ、他の俳優たちも生き生きとしてる。ラスト、リスボンに移って人生をやり直そうとするナイワ・ニムリのモノローグは見るたびに泣ける。
映像も音楽もストーリーも、すべてがツボだけど、パンフレットを探すので古書店をかなり回らなければならなかったくらい受けなかったみたいで、この監督の日本で公開された映画はほかに見当たらないのが残念。
急にこの映画を思い出したのはふたつのニュースを見たから。
「働く男の長靴が好き」窃盗容疑で男を逮捕 東京・足立
工場に忍び込み長靴を盗んだとして、警視庁竹の塚署は15日、東京都足立区、自称会社員(53)を窃盗などの疑いで緊急逮捕した。
容疑者は「働く男の長靴が好き」などと供述し、容疑を認めているという。
逮捕容疑は15日午前4時半ごろ、足立区花畑の食肉加工会社の工場に侵入し、資材置き場から長靴2足(時価2000円相当)を盗んだとしている。
逮捕された工場では昨年12月10日以降、計8回14足の長靴が盗まれていたため、工場入口付近で警戒していた署員が容疑者を発見し、工場から出てきたところを職務質問したところ、リュックサックの中から長靴が出てきたため緊急逮捕したもの。
自宅から小学校、幼稚園の上履き300足、窃盗容疑で男を逮捕
鹿児島県、山口県、静岡県の小学校から上履きを盗んだとして千葉県警捜査3課は15日、同県市川市新田2、無職の男(38)を建造物侵入と窃盗の疑いで再逮捕したと発表した。同課によると、容疑を否認している。容疑者の自宅から子供用の上履き約300足を押収しており、同容疑での逮捕は4回目。
これまで千葉県や大阪府の計12の小学校、幼稚園などで計75足の上履きを盗んだとして3回逮捕されており、6カ所から計63足を盗んだとして千葉地検に起訴された。残る容疑は処分保留となっている。
見ず知らずの人や子供が履いていた靴が好きなんて、少し、なんとなく(-_-;)。
容疑者が新しい靴を購入して持ち主に返せば履き古した靴はあげればいいのかもとか思ってしまった。
監督、脚本はラモン・サラサール。
マドリッドに住む5人の女性が靴をキーワードにすれ違っていくような映画。
アントニア・サン・フアンやナイワ・ニムリはじめ、他の俳優たちも生き生きとしてる。ラスト、リスボンに移って人生をやり直そうとするナイワ・ニムリのモノローグは見るたびに泣ける。
映像も音楽もストーリーも、すべてがツボだけど、パンフレットを探すので古書店をかなり回らなければならなかったくらい受けなかったみたいで、この監督の日本で公開された映画はほかに見当たらないのが残念。
急にこの映画を思い出したのはふたつのニュースを見たから。
「働く男の長靴が好き」窃盗容疑で男を逮捕 東京・足立
工場に忍び込み長靴を盗んだとして、警視庁竹の塚署は15日、東京都足立区、自称会社員(53)を窃盗などの疑いで緊急逮捕した。
容疑者は「働く男の長靴が好き」などと供述し、容疑を認めているという。
逮捕容疑は15日午前4時半ごろ、足立区花畑の食肉加工会社の工場に侵入し、資材置き場から長靴2足(時価2000円相当)を盗んだとしている。
逮捕された工場では昨年12月10日以降、計8回14足の長靴が盗まれていたため、工場入口付近で警戒していた署員が容疑者を発見し、工場から出てきたところを職務質問したところ、リュックサックの中から長靴が出てきたため緊急逮捕したもの。
自宅から小学校、幼稚園の上履き300足、窃盗容疑で男を逮捕
鹿児島県、山口県、静岡県の小学校から上履きを盗んだとして千葉県警捜査3課は15日、同県市川市新田2、無職の男(38)を建造物侵入と窃盗の疑いで再逮捕したと発表した。同課によると、容疑を否認している。容疑者の自宅から子供用の上履き約300足を押収しており、同容疑での逮捕は4回目。
これまで千葉県や大阪府の計12の小学校、幼稚園などで計75足の上履きを盗んだとして3回逮捕されており、6カ所から計63足を盗んだとして千葉地検に起訴された。残る容疑は処分保留となっている。
見ず知らずの人や子供が履いていた靴が好きなんて、少し、なんとなく(-_-;)。
容疑者が新しい靴を購入して持ち主に返せば履き古した靴はあげればいいのかもとか思ってしまった。
牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件
2017年9月24日 映画
早逝した台湾の映画監督エドワード・ヤンの「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」。
長時間に加えて日本での配給元が倒産したりして幻の傑作とか伝説の映画とか言われていたけど、やっと見ることが出来た。
今年の3月に日本で25年ぶりに4Kレストア・デジタルリマスター版が236分という長さで公開されたけど、いつの間にか見はぐっていたら、ほとんど上映が終わっていて、24日に1日だけぴあフィルムフェスティバルの一環として京橋のフィルムセンターで上映された。
「その映画の長さには必然があり闘いがある 映画の闘い 闘いの映画」という、ぴあフィルムフェスティバルのコピーにあるけど、ホウ・シャオシェンの「悲情城市」と二本立て。こちらも160分の長編なので合計で7時間弱。
「悲情城市」は最初に上映されたときに見て、当時感動したので、もう一度見てもいいかなと。
期待していた「牯嶺街」は期待通りであったけど、感動するまでは至らなかった。さすがに映像に魅せられはしたけど、ひとりの少女を取り合いで広がっていく話と言えなくもなくリピはないと思う。
一番うならされたのは影の大親分。名前はハニー。かわいい顔に加えて着ている服がセーラー服にパンタロン。こんな姿で出てこられたら名作というよりカルト作と呼びたくなる。桜蘭学園のハニー先輩とは別の意味でインパクト大。
それでも見たかった映画を見ることができたのはうれしい。
2本とも長さを感じさせなかった(まわりでいびきがきこえてはいたけど)
「悲情城市」には若い日のトニー・レオン、「牯嶺街」には少年時代のチャン・チェン。なんとなく「ブエノスアイレス」をまた見たくなった。
長時間に加えて日本での配給元が倒産したりして幻の傑作とか伝説の映画とか言われていたけど、やっと見ることが出来た。
今年の3月に日本で25年ぶりに4Kレストア・デジタルリマスター版が236分という長さで公開されたけど、いつの間にか見はぐっていたら、ほとんど上映が終わっていて、24日に1日だけぴあフィルムフェスティバルの一環として京橋のフィルムセンターで上映された。
「その映画の長さには必然があり闘いがある 映画の闘い 闘いの映画」という、ぴあフィルムフェスティバルのコピーにあるけど、ホウ・シャオシェンの「悲情城市」と二本立て。こちらも160分の長編なので合計で7時間弱。
「悲情城市」は最初に上映されたときに見て、当時感動したので、もう一度見てもいいかなと。
期待していた「牯嶺街」は期待通りであったけど、感動するまでは至らなかった。さすがに映像に魅せられはしたけど、ひとりの少女を取り合いで広がっていく話と言えなくもなくリピはないと思う。
一番うならされたのは影の大親分。名前はハニー。かわいい顔に加えて着ている服がセーラー服にパンタロン。こんな姿で出てこられたら名作というよりカルト作と呼びたくなる。桜蘭学園のハニー先輩とは別の意味でインパクト大。
それでも見たかった映画を見ることができたのはうれしい。
2本とも長さを感じさせなかった(まわりでいびきがきこえてはいたけど)
「悲情城市」には若い日のトニー・レオン、「牯嶺街」には少年時代のチャン・チェン。なんとなく「ブエノスアイレス」をまた見たくなった。
映画のタイトルや紹介文のおかげで逆に見たいと思えなくて今に至ってる映画はたくさんある。
「ぼくのエリ 200歳の少女」はタイトルのせいで敬遠していたけど見たら、とても面白い映画だった。
この映画も
「有名人のそっくりさんとして生きる、繊細で不器用な男女の恋を描いたラブロマンス」
という紹介のせいで今まで見ていなかったけど、ブログに記録しておきたいくらい面白かった。
自分として生きるより有名人のなりきり芸人として生きる方が楽な人たちを描いてる少し不思議な物語。
独特の映像と話はこび。なりきり芸人とは関係のない尼さんの話。それらすべてがスムーズにつながっている。
見終わった後にキャスト名を調べていたら、「天国の口、終りの楽園」のディエゴ・ルナがマイケル・ジャクソンだった。
すごく好きな映画で何度も見たのに、ぜんぜん気が付かなかった。
「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のサマンサ・モートンがマリリン・モンロー。
30日にまつり湯に行ってリクライニングシートぐっすり寝てる間に澤野氏は何も言わずに帰ってしまい。
7時過ぎに目が覚めてLine送ったらすでに帰っていて「どこにいるのかわからなかった。お金払おうとして探した」。広い場所じゃないし探してないなと。
後でお金を払おうと思ったという人とは疎遠になった方が良いと思った。
とにかくあきれた。
younextグリコプリッツの無料で再度登録。
マンオンワイヤー
一分間の命
スプリング・ブレイカーズ
ミスター・ロンリー
月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術
ジャックリーン
スキゼン
シャンタルの水着
華麗なる晩餐
ハムストーリー
トライアングル・ラブ
ミルク
南に向かって
軌道線上の恋
オーロラ
長距離電話
ピエロの心
彼女の愛って?
プレステージ
美しい絵の崩壊
しあわせはどこにある
「ぼくのエリ 200歳の少女」はタイトルのせいで敬遠していたけど見たら、とても面白い映画だった。
この映画も
「有名人のそっくりさんとして生きる、繊細で不器用な男女の恋を描いたラブロマンス」
という紹介のせいで今まで見ていなかったけど、ブログに記録しておきたいくらい面白かった。
自分として生きるより有名人のなりきり芸人として生きる方が楽な人たちを描いてる少し不思議な物語。
独特の映像と話はこび。なりきり芸人とは関係のない尼さんの話。それらすべてがスムーズにつながっている。
見終わった後にキャスト名を調べていたら、「天国の口、終りの楽園」のディエゴ・ルナがマイケル・ジャクソンだった。
すごく好きな映画で何度も見たのに、ぜんぜん気が付かなかった。
「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のサマンサ・モートンがマリリン・モンロー。
30日にまつり湯に行ってリクライニングシートぐっすり寝てる間に澤野氏は何も言わずに帰ってしまい。
7時過ぎに目が覚めてLine送ったらすでに帰っていて「どこにいるのかわからなかった。お金払おうとして探した」。広い場所じゃないし探してないなと。
後でお金を払おうと思ったという人とは疎遠になった方が良いと思った。
とにかくあきれた。
younextグリコプリッツの無料で再度登録。
マンオンワイヤー
一分間の命
スプリング・ブレイカーズ
ミスター・ロンリー
月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術
ジャックリーン
スキゼン
シャンタルの水着
華麗なる晩餐
ハムストーリー
トライアングル・ラブ
ミルク
南に向かって
軌道線上の恋
オーロラ
長距離電話
ピエロの心
彼女の愛って?
プレステージ
美しい絵の崩壊
しあわせはどこにある
GF*BF 女朋友。男朋友
2017年6月11日 映画
恋愛の極地は、つきつめると片思いだと思う。
報われないからこそ輝いている気がする。
「アデルの恋の物語」のアデルはほとんど狂気だけど、「GF*BF」を見て、やはり結ばれることがないから苦しくて苦しいから輝いてるのかなと思う。
障害があるほど盛り上がるのが恋愛だという人もいるけど障害がなくなったら覚めるというのもよくある話。
相手が振り向かなくても思い続ける人は相手が振り向いたら終わりなのかもしれないけれど、決して相手が振り向かないなら終わりがないのかなと思った。
そう思うとアイドルに夢中になっている人は永遠なのかも。
この映画は2つの片思いが交差している。
「藍色夏恋」のグイ・ルンメイ。こちらでも同じように自分の思いを抑え込みながら生き生きしている。生理痛で苦しんでいるときにクスノキの葉を渡され、合谷のツボを押されて、そんなことされたら忘れられるわけがない。
そんなにやさしいことをしながら思いを受け入れることができないジョセフ・チャンもまた、自分の思う人に思いを伝えることが出来ない。
それぞれ違う方を向いてるベクトルはどこへ向かうのかたよりない。
「3人のうち、ひとりでも幸せになれたらいいね」というセリフがやりきれない映画。
最初のシーンで3人が摘んでいる玉蘭(ギンコウボク)の花の香りをかいでみたくなった。
報われないからこそ輝いている気がする。
「アデルの恋の物語」のアデルはほとんど狂気だけど、「GF*BF」を見て、やはり結ばれることがないから苦しくて苦しいから輝いてるのかなと思う。
障害があるほど盛り上がるのが恋愛だという人もいるけど障害がなくなったら覚めるというのもよくある話。
相手が振り向かなくても思い続ける人は相手が振り向いたら終わりなのかもしれないけれど、決して相手が振り向かないなら終わりがないのかなと思った。
そう思うとアイドルに夢中になっている人は永遠なのかも。
この映画は2つの片思いが交差している。
「藍色夏恋」のグイ・ルンメイ。こちらでも同じように自分の思いを抑え込みながら生き生きしている。生理痛で苦しんでいるときにクスノキの葉を渡され、合谷のツボを押されて、そんなことされたら忘れられるわけがない。
そんなにやさしいことをしながら思いを受け入れることができないジョセフ・チャンもまた、自分の思う人に思いを伝えることが出来ない。
それぞれ違う方を向いてるベクトルはどこへ向かうのかたよりない。
「3人のうち、ひとりでも幸せになれたらいいね」というセリフがやりきれない映画。
最初のシーンで3人が摘んでいる玉蘭(ギンコウボク)の花の香りをかいでみたくなった。
エルミタージュ美術館 美を守る宮殿
2017年4月21日 映画
「エルミタージュ美術館 美を守る宮殿」の試写会に行った。
エルミタージュに行ったのはペレストロイカの頃。シベリア鉄道で当時のレニングラードまで行って、それまでのロシア、当時はソ連だったけど、の街とは違う感じがした。
ここに来ると皆必ずみるというダヴィンチだけど、実際見ると赤ちゃんが大人の顔をしている。個人的になんで人気があるのは微妙。
圧倒的な重厚感がある建物に、宗教画がたくさん展示されていてクラクラしそうになった。
それほど、好きでもないモネやルソーやピカソの画でほっと息が抜けたけど、映画を見ていて、これらの画が評価されるのは、時間が経ってのことだったと知った。
ゴルバチョフ、ペレストロイカは自国の人たちにとってはありがたいとは言えない政策だったのは知っていたけど、その辺の事情も垣間見れる。
今は行きやすくなったロシア。映画でエルミタージュ美術館の歩んできた歴史を知ってから実際に行くと、さらに楽しめると思う。
たくさんの美術品を集めて美術館を創設したのはエカテリーナ2世。
なぜだろう。蒐集することの意味と寂しさは似てる気がした。
渋谷のユーロライブはひさしぶり。通りに沿ってずっと変わらないのは独特のカオス。試写会に来ている人たちはいるべき場所じゃない人たちに思える。
映画館の入り口に「ミツバチのささやき」のポスターが飾られていた。これも場違いなはずなのに、とてもしっくりと収まってる。何度も見た映画だけど大きな画面で見たいな。
エルミタージュに行ったのはペレストロイカの頃。シベリア鉄道で当時のレニングラードまで行って、それまでのロシア、当時はソ連だったけど、の街とは違う感じがした。
ここに来ると皆必ずみるというダヴィンチだけど、実際見ると赤ちゃんが大人の顔をしている。個人的になんで人気があるのは微妙。
圧倒的な重厚感がある建物に、宗教画がたくさん展示されていてクラクラしそうになった。
それほど、好きでもないモネやルソーやピカソの画でほっと息が抜けたけど、映画を見ていて、これらの画が評価されるのは、時間が経ってのことだったと知った。
ゴルバチョフ、ペレストロイカは自国の人たちにとってはありがたいとは言えない政策だったのは知っていたけど、その辺の事情も垣間見れる。
今は行きやすくなったロシア。映画でエルミタージュ美術館の歩んできた歴史を知ってから実際に行くと、さらに楽しめると思う。
たくさんの美術品を集めて美術館を創設したのはエカテリーナ2世。
なぜだろう。蒐集することの意味と寂しさは似てる気がした。
渋谷のユーロライブはひさしぶり。通りに沿ってずっと変わらないのは独特のカオス。試写会に来ている人たちはいるべき場所じゃない人たちに思える。
映画館の入り口に「ミツバチのささやき」のポスターが飾られていた。これも場違いなはずなのに、とてもしっくりと収まってる。何度も見た映画だけど大きな画面で見たいな。
毎朝、必ずと言っていいくらいベランダに来ていたヒヨドリが昨日今日と来ていない。おととい、アゲハチョウが鳥に食べられた後で、チョウの止まっていた場所をしばらく見ていたから、もしかしたら何処かからそれを見てて、何か悪いことをしたのかもしれないと思って来なくなったのかなと、ありえないことを考えていた。動物、鳥、時には虫だって人の感情を感じ取ることがあるような気がするけど、鳥から見ればチョウはエサだものしかたないなあ。
数日前、オーストラリアで絶滅の危機にあるノコギリエイがワニに捕食されてるというニュースを見たけど、絶滅しそうな種かどうかはワニには関係ないと思ったのを思い出した。
ちょっとナーバスになってたけど、ジョージアの珈琲プレゼントが当たっていたので少し復活。
CMによって味まで変わる気がする。山田孝之は良い意味での役者の顔をしてる。島田紳助のときのジョージアのCMはユーザー減らしたいのかと思うくらい苦手だったけど山田孝之のCMは面白い。
珈琲と一緒に無限の住人の試写会はがきも当っていた。コミックは大好きなんだけどキムタコかあと思いながら応募したもの。
最近、それこそジョージアのCMじゃないけど「おつかれ、俺」って感じで気力が減ってるので人混み辛い気がして、当日の登壇者の中に福士蒼汰の名前があった。姪が彼のファンなのであげたら仕事を早退して見に行くと喜んでいた。
万次とキムタコ、違いすぎるよね。銀さんを小栗が演じるほど許せなくはないけど。
キムタコたちが舞台挨拶するからオークションで12万の値段がついていた。すごいよ。売る人も買う人も。
数日前、オーストラリアで絶滅の危機にあるノコギリエイがワニに捕食されてるというニュースを見たけど、絶滅しそうな種かどうかはワニには関係ないと思ったのを思い出した。
ちょっとナーバスになってたけど、ジョージアの珈琲プレゼントが当たっていたので少し復活。
CMによって味まで変わる気がする。山田孝之は良い意味での役者の顔をしてる。島田紳助のときのジョージアのCMはユーザー減らしたいのかと思うくらい苦手だったけど山田孝之のCMは面白い。
珈琲と一緒に無限の住人の試写会はがきも当っていた。コミックは大好きなんだけどキムタコかあと思いながら応募したもの。
最近、それこそジョージアのCMじゃないけど「おつかれ、俺」って感じで気力が減ってるので人混み辛い気がして、当日の登壇者の中に福士蒼汰の名前があった。姪が彼のファンなのであげたら仕事を早退して見に行くと喜んでいた。
万次とキムタコ、違いすぎるよね。銀さんを小栗が演じるほど許せなくはないけど。
キムタコたちが舞台挨拶するからオークションで12万の値段がついていた。すごいよ。売る人も買う人も。
遅ればせながら「君の名は」を見た。
評判どおり、この監督の映画はどれも映像がきれい。
ストーリーは、これじゃ感動できないなあレベル。
大林の「同級生」「時をかける少女」に大島弓子「サマタイム」をトッピングして水増ししたような内容。やたら長く感じた。
新海誠監督の映画はどれを見てもそうなんだけど、自分の描きたいことを描いてるだけだから、それに乗れない人には面白くもなんともない。
U-NEXTでかなり見たけど面白かったのは
時代風俗が閉じ込められたような「一条さゆり 濡れた欲情」と、タイトルで敬遠されてしまう上、へんなボカシがはいるせいで別の話になってしまう「ぼくのエリ 200歳の少女」。
どんなに映像がきれいでも、ストーリーがダメだと感動できない。
評判どおり、この監督の映画はどれも映像がきれい。
ストーリーは、これじゃ感動できないなあレベル。
大林の「同級生」「時をかける少女」に大島弓子「サマタイム」をトッピングして水増ししたような内容。やたら長く感じた。
新海誠監督の映画はどれを見てもそうなんだけど、自分の描きたいことを描いてるだけだから、それに乗れない人には面白くもなんともない。
U-NEXTでかなり見たけど面白かったのは
時代風俗が閉じ込められたような「一条さゆり 濡れた欲情」と、タイトルで敬遠されてしまう上、へんなボカシがはいるせいで別の話になってしまう「ぼくのエリ 200歳の少女」。
どんなに映像がきれいでも、ストーリーがダメだと感動できない。
さよならミス・ワイコフ
2017年3月24日 映画
U-NEXTで色々な映画を見ていて、「さよならミス・ワイコフ」ないかなと探していたらGYAOで無料公開されていた。なんとなく感動。
過去に何度か見た映画だったけど有名な黒人男性の局部アップの時のワイコフ先生の顔で丸く隠されるシーンがなくなって、普通のボカシになっていたんでがっかり。一番笑えるシーンだったのだけど、日本での編集だったのだろうか。
ポルノ扱いされてしまってるので、評価されにくい映画だけど奥が深い。
女の先生たちで「欲望という名の電車」を見に行くときに、
「その映画、きわどいらしいけど大丈夫かい?」と聞かれてる。
マーロン・ブランドにレイプされるヴィヴィアン・リーがワイコフ先生にかぶっていく。
マーロン・ブランドと言えばハリウッドの反逆児扱いされていて問題も多かったけど、印象的な遺言を残していた。
友人だったコメディアンのウォリー・コックスが1973年に他界したとき、こっそり遺灰を保存していて、夜になるとコックスの遺灰に話しかけていたという。
「ウォーリーが女性だったら彼と結婚して永遠に幸せだったろう」というのは生前の彼の言葉。
マーロン・ブランドが亡くなったのはコックスが死んでから31年後、遺言に自分の遺灰とコックスの遺灰を混ぜて散骨するようにとあり、二人の遺灰は遺言通りデスバレーに散骨されてる。
ブランドもコックスも3度ずつ結婚して子どももいるけど家族よりも強い絆だったのかもしれない。
ブランドらしからぬ、らしいのかな?ロマンチックな話だと思って記憶に残ってる。
過去に何度か見た映画だったけど有名な黒人男性の局部アップの時のワイコフ先生の顔で丸く隠されるシーンがなくなって、普通のボカシになっていたんでがっかり。一番笑えるシーンだったのだけど、日本での編集だったのだろうか。
ポルノ扱いされてしまってるので、評価されにくい映画だけど奥が深い。
女の先生たちで「欲望という名の電車」を見に行くときに、
「その映画、きわどいらしいけど大丈夫かい?」と聞かれてる。
マーロン・ブランドにレイプされるヴィヴィアン・リーがワイコフ先生にかぶっていく。
マーロン・ブランドと言えばハリウッドの反逆児扱いされていて問題も多かったけど、印象的な遺言を残していた。
友人だったコメディアンのウォリー・コックスが1973年に他界したとき、こっそり遺灰を保存していて、夜になるとコックスの遺灰に話しかけていたという。
「ウォーリーが女性だったら彼と結婚して永遠に幸せだったろう」というのは生前の彼の言葉。
マーロン・ブランドが亡くなったのはコックスが死んでから31年後、遺言に自分の遺灰とコックスの遺灰を混ぜて散骨するようにとあり、二人の遺灰は遺言通りデスバレーに散骨されてる。
ブランドもコックスも3度ずつ結婚して子どももいるけど家族よりも強い絆だったのかもしれない。
ブランドらしからぬ、らしいのかな?ロマンチックな話だと思って記憶に残ってる。
ヘリウム デンマーク映画
2017年3月22日 映画
中々見ることができない短編映画。
アカデミー短編賞受賞作・ノミネート作がU-NEXTで配信中だったので見ていたら面白いのばかりだった。
特に2014年度米国アカデミー賞短編実写部門受賞のデンマーク映画「ヘリウム」の幻想的で悲しい美しさに圧倒されてしまった。
余命わずかな少年に、彼が入院する病院で働くぶきような清掃員エンゾが、人はヘリウムという飛行船や気球が飛び交う幻惑的な場所へ行くだけだと聞かせて元気づける。
22分の夢物語。
アカデミー短編賞受賞作・ノミネート作がU-NEXTで配信中だったので見ていたら面白いのばかりだった。
特に2014年度米国アカデミー賞短編実写部門受賞のデンマーク映画「ヘリウム」の幻想的で悲しい美しさに圧倒されてしまった。
余命わずかな少年に、彼が入院する病院で働くぶきような清掃員エンゾが、人はヘリウムという飛行船や気球が飛び交う幻惑的な場所へ行くだけだと聞かせて元気づける。
22分の夢物語。
U-NEXT ふたたび
2017年2月21日 映画
年末にポンタイムのバッチ集めてU-NEXT無料トライアルでたくさん映画を見たけど、結局、それほど見たい映画があるわけでもないので無料期間に解約した。
けれど再度トライアルキャンペーンが来ていて、見たいのないしと思ってたけど、もう一度「パフューム ある人殺しの物語」が見たくて登録。
この映画は集団乱交シーンがCMに使われたせいでゲテモノ扱いされた感もあったし、内容が内容だけにおぞましいと思う人も少なくないだろうけど、自分は見るたびに泣けてる。
死んだ魚とネズミの糞と腐った玉ネギとうごめく蛆虫。悪臭の漂う18世紀のパリが舞台。香水の材料にするために多くの女性たちが殺されていく。
タイトル通りに全編を通して色々な匂いが漂っているのに、自分が一番強く感じるの孤独の匂い。
ずっと無感情の殺人鬼を演じるベン・ウィショーが何とも言えず愛しく思える。
無色透明な狂気があるとしたら、そうなのかもしれないと思う。
小説も読んだけれど、トム・ティクヴァ監督の映画の方がより感情を揺さぶられる。
落ち込んでいるときに元気になる映画ではないけれど、自分にとっては揺り動かしてくれる映画。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8886800.html
立ち直る。
その言葉が貴方に描かせる状態ってどんな状態なのかな?
今のように泣かなくなる事?
実は、
立ち直る事の「諸刃」もあるんだよ。
貴方はまだ、
お母さんが恋しいんだよ。
過去形になんてしたくないんだよ。
夢に頻繁に現れるのは、
貴方とお母さんの絆の深さだけでは無くて。
お母さんを過去形にしまいと、
必死に自分の「中」で踏んばっているから。
お母さんは闘病を経て、天国へ旅立った。
でもそれは、
貴方目線では何も変わっていない(部分もある)。
現実のお母さんの姿が変わっただけ。
手の届かない場所にお母さんが進んだだけ。
貴方にとってのお母さんの存在感。
そして、
貴方にとってのお母さんへの愛しさ(恋しさ)。
それって実は何も変わっていないんだよ。
病気をしても、
お亡くなりになっても、
夢の中にいてもね?
貴方から見たお母さんへの「心の距離」は変わっていない。
現実問題として扱うなら、
お母さんは旅立った(亡くなった)。
現実問題としては、
お母さんの死を受け入れて、
生きている私は私の生を全うする必要がある。
現実問題として扱うなら、
お母さんとの心の距離を変えなくてはいけない。
親の死から立ち直る。
それって実は、
まだ距離を変えたくない人には苦しい事なんだよ。
立ち直ったら・・・
私の中にあるお母さんとの距離が変わりそうだから。
涙にくれる自分。
それはそれでしんどいし、苦しい。
でも、
泣きたくても泣けなくなったり、
もうお母さんの不在を余り感じなくなってしまう。
そんな自分になる事はもっとしんどい事なんだよ。
まだまだお母さんには傍にて欲しい。
まだまだお母さんの事を考えていたい。
実は、
今の貴方は自分で「選んで」、
お母さんへの気持ちの傍に居ようとしている。
それは、
良い悪いを他者が簡単に言える問題じゃない。
敢えて貴方に伝えるとするなら、
今の自分を続けていけるなら、
もう少し続けても良いんだ、という事。
お母さんの為に「泣ける」事の大切さ。
それは、
貴方がまだ身近にお母さんを感じている証でしょ?
泣く事で貴方は、
お母さんとの繋がりを再確認していたりするんだよ。
勿論、
泣く事でしか確かめられなくなってしまった・・・
それを認める事もやっぱり辛い。
お母さんの不在をふと感じてしまうとやっぱり辛い。
18歳の貴方は、
先が見えない鬱蒼とした森の中を彷徨っている感じなんだと思う。
早く明るい方向へ進みたい。
そんな気持ちもあれば、
実は今のしんどい(寂しい、悲しい、辛い)、
その鬱蒼とした感覚の「中」で貴方はお母さんと対話している。
別にスピリチュアルな意味でも無くて、
今の苦しい感情はそのままお母さんとの時間でもある。
それはそれで「大切」だったりするんだよ。
今の自分を否定しない事が大事。
続けられる範囲は、
これからも今の貴方を続けても大丈夫。
今の貴方は、
まだまだ「泣ける」んだよ。
泣けるうちは泣いて良いんだよ。
枯れるまで泣く必要も無い。
でも、
貴方の涙も無尽蔵では無い。
貴方の心の体力もある。
貴方とお母さんはちゃんと繋がっている。
今はまだ、
お母さんだって貴方の涙が必要なのかもしれない。
それでも、
お母さんが一番思っている事は、
私(お母さん)の血を引く貴方が、
これからも貴方なりに健やかに生きていってくれる事。
病気があるから健やかじゃない。
そんな風に考えなくて良い。
病気も含めて、
貴方なりに自分自身と丁寧に付き合っていく。
その付き合い方が少しでも穏やかなものであるなら。
そういう貴方は十分「健やか」なんだよ。
貴方には、貴方なりの健やかさがある。
それをお母さんは大切にして欲しいと思っている。
その声が、
貴方に少しずつ届くようになって来た時・・・
貴方の心は今よりも落ち着いてくるんだと思う。
夢に出てくるお母さんの姿も変わる。
ゆっくりと深呼吸を。
廻らない季節が無いように、明けない夜が無いように。
貴方の心模様も、
少しずつ春を(桜を)見つけていくんだと思う。
それは貴方も信じてみる。
体調管理には気を付けて、
自分をもっともっと大切にね☆
けれど再度トライアルキャンペーンが来ていて、見たいのないしと思ってたけど、もう一度「パフューム ある人殺しの物語」が見たくて登録。
この映画は集団乱交シーンがCMに使われたせいでゲテモノ扱いされた感もあったし、内容が内容だけにおぞましいと思う人も少なくないだろうけど、自分は見るたびに泣けてる。
死んだ魚とネズミの糞と腐った玉ネギとうごめく蛆虫。悪臭の漂う18世紀のパリが舞台。香水の材料にするために多くの女性たちが殺されていく。
タイトル通りに全編を通して色々な匂いが漂っているのに、自分が一番強く感じるの孤独の匂い。
ずっと無感情の殺人鬼を演じるベン・ウィショーが何とも言えず愛しく思える。
無色透明な狂気があるとしたら、そうなのかもしれないと思う。
小説も読んだけれど、トム・ティクヴァ監督の映画の方がより感情を揺さぶられる。
落ち込んでいるときに元気になる映画ではないけれど、自分にとっては揺り動かしてくれる映画。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8886800.html
立ち直る。
その言葉が貴方に描かせる状態ってどんな状態なのかな?
今のように泣かなくなる事?
実は、
立ち直る事の「諸刃」もあるんだよ。
貴方はまだ、
お母さんが恋しいんだよ。
過去形になんてしたくないんだよ。
夢に頻繁に現れるのは、
貴方とお母さんの絆の深さだけでは無くて。
お母さんを過去形にしまいと、
必死に自分の「中」で踏んばっているから。
お母さんは闘病を経て、天国へ旅立った。
でもそれは、
貴方目線では何も変わっていない(部分もある)。
現実のお母さんの姿が変わっただけ。
手の届かない場所にお母さんが進んだだけ。
貴方にとってのお母さんの存在感。
そして、
貴方にとってのお母さんへの愛しさ(恋しさ)。
それって実は何も変わっていないんだよ。
病気をしても、
お亡くなりになっても、
夢の中にいてもね?
貴方から見たお母さんへの「心の距離」は変わっていない。
現実問題として扱うなら、
お母さんは旅立った(亡くなった)。
現実問題としては、
お母さんの死を受け入れて、
生きている私は私の生を全うする必要がある。
現実問題として扱うなら、
お母さんとの心の距離を変えなくてはいけない。
親の死から立ち直る。
それって実は、
まだ距離を変えたくない人には苦しい事なんだよ。
立ち直ったら・・・
私の中にあるお母さんとの距離が変わりそうだから。
涙にくれる自分。
それはそれでしんどいし、苦しい。
でも、
泣きたくても泣けなくなったり、
もうお母さんの不在を余り感じなくなってしまう。
そんな自分になる事はもっとしんどい事なんだよ。
まだまだお母さんには傍にて欲しい。
まだまだお母さんの事を考えていたい。
実は、
今の貴方は自分で「選んで」、
お母さんへの気持ちの傍に居ようとしている。
それは、
良い悪いを他者が簡単に言える問題じゃない。
敢えて貴方に伝えるとするなら、
今の自分を続けていけるなら、
もう少し続けても良いんだ、という事。
お母さんの為に「泣ける」事の大切さ。
それは、
貴方がまだ身近にお母さんを感じている証でしょ?
泣く事で貴方は、
お母さんとの繋がりを再確認していたりするんだよ。
勿論、
泣く事でしか確かめられなくなってしまった・・・
それを認める事もやっぱり辛い。
お母さんの不在をふと感じてしまうとやっぱり辛い。
18歳の貴方は、
先が見えない鬱蒼とした森の中を彷徨っている感じなんだと思う。
早く明るい方向へ進みたい。
そんな気持ちもあれば、
実は今のしんどい(寂しい、悲しい、辛い)、
その鬱蒼とした感覚の「中」で貴方はお母さんと対話している。
別にスピリチュアルな意味でも無くて、
今の苦しい感情はそのままお母さんとの時間でもある。
それはそれで「大切」だったりするんだよ。
今の自分を否定しない事が大事。
続けられる範囲は、
これからも今の貴方を続けても大丈夫。
今の貴方は、
まだまだ「泣ける」んだよ。
泣けるうちは泣いて良いんだよ。
枯れるまで泣く必要も無い。
でも、
貴方の涙も無尽蔵では無い。
貴方の心の体力もある。
貴方とお母さんはちゃんと繋がっている。
今はまだ、
お母さんだって貴方の涙が必要なのかもしれない。
それでも、
お母さんが一番思っている事は、
私(お母さん)の血を引く貴方が、
これからも貴方なりに健やかに生きていってくれる事。
病気があるから健やかじゃない。
そんな風に考えなくて良い。
病気も含めて、
貴方なりに自分自身と丁寧に付き合っていく。
その付き合い方が少しでも穏やかなものであるなら。
そういう貴方は十分「健やか」なんだよ。
貴方には、貴方なりの健やかさがある。
それをお母さんは大切にして欲しいと思っている。
その声が、
貴方に少しずつ届くようになって来た時・・・
貴方の心は今よりも落ち着いてくるんだと思う。
夢に出てくるお母さんの姿も変わる。
ゆっくりと深呼吸を。
廻らない季節が無いように、明けない夜が無いように。
貴方の心模様も、
少しずつ春を(桜を)見つけていくんだと思う。
それは貴方も信じてみる。
体調管理には気を付けて、
自分をもっともっと大切にね☆
「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポー主演の「わたしはロランス」。
グザヴィエ・ドラン監督が女性の心を持って生まれた男性が大人になってから女として生きること決めたあとのストーリー。
性転換手術するわけでも、恋愛対象が男に変わるのでもないので、ずっと付き合っている女性との関りはかわらない。
女性の方からみると恋人が突然、心は女だと言われて化粧し始めてしまうのは青天の霹靂。
世の中、ボケたらホームに入れてしまう家族、旦那が失業したとたん離婚する妻、妻の体形が変わったら愛情が覚めるなんて、よくある話。
性別が変わっても気持ちは変わらないと言われても、自分がその立場にならないとわからないと思う。
ドランの映画は妻や妻の妹の目線、母親の目線が現実的。
ドランのお父さんが不動産屋のおやじさんを演じてる。他の映画にもでてるから親子関係はいいのだろう。ドランがゲイだとカミングアウトしたときに周りはすんなり受け入れたそうだ。
大島弓子「ダリアの帯」で倦怠期を感じていた夫が息抜きのように同じ会社の女性社員に淡い恋心を持ち始めたころに妻が精神に問題をきたす。
普通の生活ができないほどになって家族の勧めもあって病院に入院させる。
けれど自分の責任も感じて病院から逃亡させて人里離れた山の中でふたりで隠れるように暮らし始める。
妻は夫のこともほとんど憶えてもいない状態なのに、夫はそんな妻のために畑を耕し生活を続け年をとってばったり死んでいく。
阿部潤のマンガ「パパがもう一度恋をした」は一つの究極。
心から愛していた妻が死んで自分も死んでしまいたいと思っていた時に妻が加齢臭を漂わす中年男として生き返る。
話し方も性格もかわいかった妻のものだけど、最初は近づかれると思わず張り倒してしまうくらい外見に嫌悪感を感じてしまう。
中島みゆきの「あした」の歌詞
もしも明日 私たちが何もかもを失くしてただの心しか持たない やせた猫になっても
もしも明日 あなたのため何の得もなくても言えるならその時 愛を 聞かせて
ブラッドベリの小説にも愛なんて目に見えないものをなんで信じたいと思うんだろうとあるけど、目に見えないから信じたいのかもと思う。
グザヴィエ・ドラン監督が女性の心を持って生まれた男性が大人になってから女として生きること決めたあとのストーリー。
性転換手術するわけでも、恋愛対象が男に変わるのでもないので、ずっと付き合っている女性との関りはかわらない。
女性の方からみると恋人が突然、心は女だと言われて化粧し始めてしまうのは青天の霹靂。
世の中、ボケたらホームに入れてしまう家族、旦那が失業したとたん離婚する妻、妻の体形が変わったら愛情が覚めるなんて、よくある話。
性別が変わっても気持ちは変わらないと言われても、自分がその立場にならないとわからないと思う。
ドランの映画は妻や妻の妹の目線、母親の目線が現実的。
ドランのお父さんが不動産屋のおやじさんを演じてる。他の映画にもでてるから親子関係はいいのだろう。ドランがゲイだとカミングアウトしたときに周りはすんなり受け入れたそうだ。
大島弓子「ダリアの帯」で倦怠期を感じていた夫が息抜きのように同じ会社の女性社員に淡い恋心を持ち始めたころに妻が精神に問題をきたす。
普通の生活ができないほどになって家族の勧めもあって病院に入院させる。
けれど自分の責任も感じて病院から逃亡させて人里離れた山の中でふたりで隠れるように暮らし始める。
妻は夫のこともほとんど憶えてもいない状態なのに、夫はそんな妻のために畑を耕し生活を続け年をとってばったり死んでいく。
阿部潤のマンガ「パパがもう一度恋をした」は一つの究極。
心から愛していた妻が死んで自分も死んでしまいたいと思っていた時に妻が加齢臭を漂わす中年男として生き返る。
話し方も性格もかわいかった妻のものだけど、最初は近づかれると思わず張り倒してしまうくらい外見に嫌悪感を感じてしまう。
中島みゆきの「あした」の歌詞
もしも明日 私たちが何もかもを失くしてただの心しか持たない やせた猫になっても
もしも明日 あなたのため何の得もなくても言えるならその時 愛を 聞かせて
ブラッドベリの小説にも愛なんて目に見えないものをなんで信じたいと思うんだろうとあるけど、目に見えないから信じたいのかもと思う。
無印で湿度計を購入してからエアコンをドライにして湿度が下がるのを見てるのが楽しい。
まだまだ暑いなあと思いながら雨の合間を縫って本探し。
ハンズのついでに新宿の紀伊国屋に行こうとしたら売り場縮小。実質上の退店みたいだった。オープンした時から通っていた。ゲームボーイで初期のポケモンしながら本を読んでたっけ。本を探すのが楽しい書店だったのになあ。残念。
ポケモンと言えば自分のスマホじゃポケモンGOが出来ないので、ずっと買い替えようか迷ってる。ドコモラウンジでスマホを見ようと思っていたけど、iPadで小津の「麦秋」が見られるのに気が付いて、すっかり見入ってしまう。
麦秋は初夏のことだって、この映画で初めて知った。初夏は麦の秋。映画の内容を考えると面白い。
原節子、淡島千景のお嫁に行き遅れたコンビのやり取りを聞いていると一緒に「ねぇ」って笑いながら言いたくなってくる。このシーン、何度見たことだろう。
4年前に淡島千景、昨年原節子、ふたりとも実生活でも独身のまま逝ってしまった。
「麦秋」は1951年の映画。監督をはじめ関わっていた人はほとんど、この世の人じゃない。天国はにぎやかだろうな。
そんなことを考えていたら虹が出た。虹は亡くなった人が天に上る橋だという。
大好きなトゥーツ・シールマンスも逝ってしまった。94歳で老衰だから大往生だけど、みんな順番に年をとり、順番に呼ばれるのなら生きとし生けるものの定めだからしかたないね。
まだまだ暑いなあと思いながら雨の合間を縫って本探し。
ハンズのついでに新宿の紀伊国屋に行こうとしたら売り場縮小。実質上の退店みたいだった。オープンした時から通っていた。ゲームボーイで初期のポケモンしながら本を読んでたっけ。本を探すのが楽しい書店だったのになあ。残念。
ポケモンと言えば自分のスマホじゃポケモンGOが出来ないので、ずっと買い替えようか迷ってる。ドコモラウンジでスマホを見ようと思っていたけど、iPadで小津の「麦秋」が見られるのに気が付いて、すっかり見入ってしまう。
麦秋は初夏のことだって、この映画で初めて知った。初夏は麦の秋。映画の内容を考えると面白い。
原節子、淡島千景のお嫁に行き遅れたコンビのやり取りを聞いていると一緒に「ねぇ」って笑いながら言いたくなってくる。このシーン、何度見たことだろう。
4年前に淡島千景、昨年原節子、ふたりとも実生活でも独身のまま逝ってしまった。
「麦秋」は1951年の映画。監督をはじめ関わっていた人はほとんど、この世の人じゃない。天国はにぎやかだろうな。
そんなことを考えていたら虹が出た。虹は亡くなった人が天に上る橋だという。
大好きなトゥーツ・シールマンスも逝ってしまった。94歳で老衰だから大往生だけど、みんな順番に年をとり、順番に呼ばれるのなら生きとし生けるものの定めだからしかたないね。
おかしな夢を見た。
気が付いたら年を取って、同じ時代の知り合いは誰もいない。
何年も寝たきりで起きるのも難儀な中、子供の頃にうとうとしてる夢を見た。
夢の中で大人になる前に世の中からいなくなりたいと思っていた。
子供は大人になった自分を夢に見るのが嫌で、どうやったら苦しまずに
まわりを苦しめずに世の中からいなくなれるかの夢を見ていた。
夢の中で夢を見ている入れ子のような夢をよく見るけど、寝たきりの姿も子供の頃の姿も自分のようで自分でないようでおかしな夢だった。
先週、試写会があたって「後妻業の女」を見てきた。
高齢者ターゲットの結婚相談所でモテるのは高齢、お金持ち、病気持ち、すぐに寝たきりになりそう尚更なら大歓迎。
そんな相手を探しては次々と結婚、死別を繰り返す役柄は、演技派の大竹しのぶにはもってこいだけど、やっぱりリアルの強烈さとは比べようもない。
7人殺したと言われている筧千佐子容疑者の「私は人生を楽しく生きたい」の言葉を大竹しのぶは忠実に再現しているけど、むしろ悪女キャラにせず、かよわいイメージにした方が面白く怖い映画になった気がする。明るい悪女的なコメディにもなりきってない。
藤あや子は、付き合った男性が二人自殺してることをワイドショーできかれたとき。
「魔性の女なんて言われてます」と微笑みながら答えてた。
荻野目慶子は不倫相手の河合義隆監督が自宅マンションで自殺した時に
「別れ話はしたけど自殺してなんて頼んでないんですよ」とおっとりと答えてた。
恋愛は勝ち負けじゃないけど、死んでもいい殺されてもいいと思えるほど誰かを好きになれる人は幸せだと思う。
最初から殺すのを目的に近づいてきた人に気づかずに殺された人は別だけど。
気が付いたら年を取って、同じ時代の知り合いは誰もいない。
何年も寝たきりで起きるのも難儀な中、子供の頃にうとうとしてる夢を見た。
夢の中で大人になる前に世の中からいなくなりたいと思っていた。
子供は大人になった自分を夢に見るのが嫌で、どうやったら苦しまずに
まわりを苦しめずに世の中からいなくなれるかの夢を見ていた。
夢の中で夢を見ている入れ子のような夢をよく見るけど、寝たきりの姿も子供の頃の姿も自分のようで自分でないようでおかしな夢だった。
先週、試写会があたって「後妻業の女」を見てきた。
高齢者ターゲットの結婚相談所でモテるのは高齢、お金持ち、病気持ち、すぐに寝たきりになりそう尚更なら大歓迎。
そんな相手を探しては次々と結婚、死別を繰り返す役柄は、演技派の大竹しのぶにはもってこいだけど、やっぱりリアルの強烈さとは比べようもない。
7人殺したと言われている筧千佐子容疑者の「私は人生を楽しく生きたい」の言葉を大竹しのぶは忠実に再現しているけど、むしろ悪女キャラにせず、かよわいイメージにした方が面白く怖い映画になった気がする。明るい悪女的なコメディにもなりきってない。
藤あや子は、付き合った男性が二人自殺してることをワイドショーできかれたとき。
「魔性の女なんて言われてます」と微笑みながら答えてた。
荻野目慶子は不倫相手の河合義隆監督が自宅マンションで自殺した時に
「別れ話はしたけど自殺してなんて頼んでないんですよ」とおっとりと答えてた。
恋愛は勝ち負けじゃないけど、死んでもいい殺されてもいいと思えるほど誰かを好きになれる人は幸せだと思う。
最初から殺すのを目的に近づいてきた人に気づかずに殺された人は別だけど。
有楽町で「アラビアのロレンス」を大画面でという上映会に行った。
よみうりホールに行く途中で、サラリーマンらしい男性に
「あれ、こんなところで何してるの。どこ行くの」と声をかけられたけど上映会の時間が迫っていたし「ちょっと映画。それじゃ」と返事だけしたけど見覚えの無い人。
年に1度か2度は、こういう風に知らない人に挨拶される。
自分の記憶に無いので記憶障害か、それとも自分に似ている人がいるのか不思議になるけど、いつも返事だけして逃げてしまう。
先月、見に行ったイベントのゲストが東ちづるで
「高校3年間の記憶がないんです。テレビ番組でサプライズで男性が出てきたんですが記憶に無いので年齢的に見た感じで、『先生おひさしぶりです』と言ったら同級生だったんで放映できなかったんです。考えてみたら高校時代については記憶がほとんどないんです」
と言っていた。
ピンクレディは人気絶頂の時の記憶がないというし、嫌な出来事にあった人や年をとった人も自分の記憶の中でぱっかり穴を開けてしまっている部分があるという。
覚えていたい記憶、忘れたい記憶、どうでもいい記憶、頭の中ってどうなっているんだろう。
「アラビアのロレンス」を見るのは3度目か4度目。なのにラストを覚えてない。こちらは記憶に無いんじゃなくて、毎回ラスト近くでは寝てしまってるから。大画面で見るとさすがに違うと映像に感動。でもまた後半になって寝てしまった。とほほ。
今週は試写会によくあたり、28日も「naruto」に行く。
23日は「寄生獣」を見てきた。
だいぶ前にコミックは読んでいたけど、映画は映画で面白かった。
ミギーの映像に大丈夫かなと思っていたけど深津絵里が出てきて映画に緊張感が出てきた。
東出昌大の宇宙人笑いもうける。この人、実生活でも良い人なんだろうなと、関係ないことを考えてしまった。
よみうりホールに行く途中で、サラリーマンらしい男性に
「あれ、こんなところで何してるの。どこ行くの」と声をかけられたけど上映会の時間が迫っていたし「ちょっと映画。それじゃ」と返事だけしたけど見覚えの無い人。
年に1度か2度は、こういう風に知らない人に挨拶される。
自分の記憶に無いので記憶障害か、それとも自分に似ている人がいるのか不思議になるけど、いつも返事だけして逃げてしまう。
先月、見に行ったイベントのゲストが東ちづるで
「高校3年間の記憶がないんです。テレビ番組でサプライズで男性が出てきたんですが記憶に無いので年齢的に見た感じで、『先生おひさしぶりです』と言ったら同級生だったんで放映できなかったんです。考えてみたら高校時代については記憶がほとんどないんです」
と言っていた。
ピンクレディは人気絶頂の時の記憶がないというし、嫌な出来事にあった人や年をとった人も自分の記憶の中でぱっかり穴を開けてしまっている部分があるという。
覚えていたい記憶、忘れたい記憶、どうでもいい記憶、頭の中ってどうなっているんだろう。
「アラビアのロレンス」を見るのは3度目か4度目。なのにラストを覚えてない。こちらは記憶に無いんじゃなくて、毎回ラスト近くでは寝てしまってるから。大画面で見るとさすがに違うと映像に感動。でもまた後半になって寝てしまった。とほほ。
今週は試写会によくあたり、28日も「naruto」に行く。
23日は「寄生獣」を見てきた。
だいぶ前にコミックは読んでいたけど、映画は映画で面白かった。
ミギーの映像に大丈夫かなと思っていたけど深津絵里が出てきて映画に緊張感が出てきた。
東出昌大の宇宙人笑いもうける。この人、実生活でも良い人なんだろうなと、関係ないことを考えてしまった。
試写会が当たってウディアレンの「ブルージャスミン」を見てきた。
彼特有の皮肉は少し抑え気味だったけど街の映し方は彼ならでは。夢野久作の「少女地獄」のような主人公が痛々しい。
ケイトブランシェットが上流階級から落ちていく女性を演じてアカデミー賞をはじめ、いろいろな女優賞を受賞している。
ジャネットと言う名前を平凡だからとジャスミンと変えるあたり、バーバラをバーブラに変えたストライサンドみたい。
妹役のサリーホーキンスしかり、やはり女優が生き生きと描かれてる。
ジャズミンが、もう一度幸せになれるかと期待してしまう男性をピーターサースガードが演じてる。色々な映画で見るたびに気になってしまう。
彼はマギージレンホールのご主人。この夫婦とても良いなあと思う。
生きていくってたやすくはないなあと思いながら街を歩いていたら、電気店の前で店員さんが深く頭を下げて、お客さんらしい人に対応していた。何人かの店員さんが困った顔でそばにいた。通り過ぎる人もなんだろうと思いながら見ていた。
マクドナルドが「ピクルス多目」にできると言うのをきいたので試しに頼んでみた。
注文して「ピクルス多目で」というと、次から「ピクルス多目のハンバーガーと注文してください」と注意された。
スピードを売りにしているだけあって、ほんの数秒も問題らしい。気をつけないと。
ハンバーガーを買って帰る途中、先ほどの店員さんがまだ頭を下げていた。
かつて大勢の人を殺して逃げ回った男が店の脇の道で取り押さえられた。
この街は明るい、そして混沌としてる。
彼特有の皮肉は少し抑え気味だったけど街の映し方は彼ならでは。夢野久作の「少女地獄」のような主人公が痛々しい。
ケイトブランシェットが上流階級から落ちていく女性を演じてアカデミー賞をはじめ、いろいろな女優賞を受賞している。
ジャネットと言う名前を平凡だからとジャスミンと変えるあたり、バーバラをバーブラに変えたストライサンドみたい。
妹役のサリーホーキンスしかり、やはり女優が生き生きと描かれてる。
ジャズミンが、もう一度幸せになれるかと期待してしまう男性をピーターサースガードが演じてる。色々な映画で見るたびに気になってしまう。
彼はマギージレンホールのご主人。この夫婦とても良いなあと思う。
生きていくってたやすくはないなあと思いながら街を歩いていたら、電気店の前で店員さんが深く頭を下げて、お客さんらしい人に対応していた。何人かの店員さんが困った顔でそばにいた。通り過ぎる人もなんだろうと思いながら見ていた。
マクドナルドが「ピクルス多目」にできると言うのをきいたので試しに頼んでみた。
注文して「ピクルス多目で」というと、次から「ピクルス多目のハンバーガーと注文してください」と注意された。
スピードを売りにしているだけあって、ほんの数秒も問題らしい。気をつけないと。
ハンバーガーを買って帰る途中、先ほどの店員さんがまだ頭を下げていた。
かつて大勢の人を殺して逃げ回った男が店の脇の道で取り押さえられた。
この街は明るい、そして混沌としてる。
バチカンで逢いましょう
2014年3月25日 映画
「バグダットカフェ」のマリアンネ・ゼーゲブレヒトが「バチカンで逢いましょう」のプロモーションで来日するというので、さっそく試写会に応募したら当たった。
試写会の場所がドイツ文化会館ホールなので調べたらマリアンネさんはドイツの人で、映画もドイツの映画だった。人懐っこく転がるようなマリアンネさんはかわいかった。
ドイツというと大好きな監督にトム・ティクヴァがいるので少し期待したけどイタリア映画のようだった。
以前、トム・ティクヴァの「パフューム ある人殺しの物語」で泣けたといったら、どこが?といわれた。
自分の孤独がわからなくなるくらいの孤独をベン・ウィショーが演じている。
ベン・ウィショーといえば「007 スカウフォール」でQを演じて、一部の腐女子たちを歓喜させていた。
【悲報】映画007「スカイフォール」に登場する新Qが世界中の腐女子のターゲットになったもよう= というサイトに詳しく面白くまとめられている。
2013年8月、作曲家のマーク・ブラッドショウ(Mark Bradshaw)と2012年に同性婚していたことが発表された。
腐女子の眼力ってすごいと思う。
東村アキコのマンガ「海月姫」で外見のコンプレックスのある主人公の月海が死んだ母に
「女の子は大人になったらみんな美しいお姫様に なれるのよ」
と言われていたけど
「残念なことに 月海は お姫様にはなれなくて 腐女子になってしまいました」とつぶやく名シーンがある。
試写会の場所がドイツ文化会館ホールなので調べたらマリアンネさんはドイツの人で、映画もドイツの映画だった。人懐っこく転がるようなマリアンネさんはかわいかった。
ドイツというと大好きな監督にトム・ティクヴァがいるので少し期待したけどイタリア映画のようだった。
以前、トム・ティクヴァの「パフューム ある人殺しの物語」で泣けたといったら、どこが?といわれた。
自分の孤独がわからなくなるくらいの孤独をベン・ウィショーが演じている。
ベン・ウィショーといえば「007 スカウフォール」でQを演じて、一部の腐女子たちを歓喜させていた。
【悲報】映画007「スカイフォール」に登場する新Qが世界中の腐女子のターゲットになったもよう= というサイトに詳しく面白くまとめられている。
2013年8月、作曲家のマーク・ブラッドショウ(Mark Bradshaw)と2012年に同性婚していたことが発表された。
腐女子の眼力ってすごいと思う。
東村アキコのマンガ「海月姫」で外見のコンプレックスのある主人公の月海が死んだ母に
「女の子は大人になったらみんな美しいお姫様に なれるのよ」
と言われていたけど
「残念なことに 月海は お姫様にはなれなくて 腐女子になってしまいました」とつぶやく名シーンがある。
台風直撃の16日。上野の不忍池水上音楽堂でしたまちコメディ映画祭「マッキー」を見に行った。
HPでは中止の場合もあるとあったけど、午後から風もおさまり雲が動きを止めた空は夕日できれいに染まっていた。
不忍池のまわりでは、そんな夕焼けの風景の写真を撮ってる人が多く、平和な空間がに満ちていた。
水上音楽堂は屋根はあるけれど風が吹き抜ける。
こういう場所での映画上映というのは意外だけどいい感じ。映画の音が不忍池に鳴り響いていそう。
映画は、一昔前に主流だったような勧善懲悪なストーリーでアイタタタという感じも否めないけれど、カラスたちが一緒に映画を見てたり、スクリーンの前をコウモリが横切ったりで、台風一過の空気は心地よくて、問答無用に癒されてしまった。
真ん中とおるは中央線。リアル鬼ごっこ。
HPでは中止の場合もあるとあったけど、午後から風もおさまり雲が動きを止めた空は夕日できれいに染まっていた。
不忍池のまわりでは、そんな夕焼けの風景の写真を撮ってる人が多く、平和な空間がに満ちていた。
水上音楽堂は屋根はあるけれど風が吹き抜ける。
こういう場所での映画上映というのは意外だけどいい感じ。映画の音が不忍池に鳴り響いていそう。
映画は、一昔前に主流だったような勧善懲悪なストーリーでアイタタタという感じも否めないけれど、カラスたちが一緒に映画を見てたり、スクリーンの前をコウモリが横切ったりで、台風一過の空気は心地よくて、問答無用に癒されてしまった。
真ん中とおるは中央線。リアル鬼ごっこ。
ねぇ、おばさん、私みたいな売れ残りでいい
2007年7月10日 映画
小津の映画で一番好きなのが「麦秋」。
この時期の松竹の小津映画はどれもいいけど、原節子と淡島千景のやりとりだけでも、この映画がマイオズベスト。
結婚に行き遅れたふたりのたわいもないやりとりが、なんとも楽しくおかしくて何度見たことか。
隠し味のように少しの淋しさが匂うところも好きな理由。「平気平気」って言葉、何度出てくるんだろう。
女友だち4人でお茶を飲みながら、既婚組と行き遅れ組に分かれての会話もコミカルで楽しいけど、一番好きな台詞は杉村春子がバツイチの息子のお嫁になって欲しいとおそるおそる聞いたときの原節子の台詞
「ねぇ、おばさん、私みたいな売れ残りでいい」
ニコニコと答えるんだけど、結婚が決まったから喜んでいると言うより、売れ残りが楽しいような嬉しそうな顔、そんな顔で売れ残りでいいって言われても。。。不思議なシーン。でも、すごく好き。
この時期の松竹の小津映画はどれもいいけど、原節子と淡島千景のやりとりだけでも、この映画がマイオズベスト。
結婚に行き遅れたふたりのたわいもないやりとりが、なんとも楽しくおかしくて何度見たことか。
隠し味のように少しの淋しさが匂うところも好きな理由。「平気平気」って言葉、何度出てくるんだろう。
女友だち4人でお茶を飲みながら、既婚組と行き遅れ組に分かれての会話もコミカルで楽しいけど、一番好きな台詞は杉村春子がバツイチの息子のお嫁になって欲しいとおそるおそる聞いたときの原節子の台詞
「ねぇ、おばさん、私みたいな売れ残りでいい」
ニコニコと答えるんだけど、結婚が決まったから喜んでいると言うより、売れ残りが楽しいような嬉しそうな顔、そんな顔で売れ残りでいいって言われても。。。不思議なシーン。でも、すごく好き。
スティーブン・キング「デッド・ゾーン」
2006年7月10日 映画
渋谷TOEI?でスティーブン・キング原作の「デッド・ゾーン」のDVD試写会に行って来た。
http://www.axn.co.jp/deadzone/introduction.html
クリストファー・ウォーケンの主演の映画は見ているし、本も読んでいるのでストーリーは知っているけど、夜の9時過ぎに開映というのがいい感じだった。
懸賞で当たったチケットなのだけどDVD試写のせいか、時間のせいか人がまばら。座席の3分の1、もしくは4分の1しか人がいない。自分も誘う人がいなくてひとりで行った。
思えば小学校時代から夜ふかしが好きで、高校時代は週末は池袋文芸座のオールナイトに通った。
当時から一緒に遊んでいた友人たちは、気がつくと疎遠になっていた。規則正しい生活をしているんだろうな。
自分一人だけが残されているような気がするけど、当時から友人たちは夜は家に帰る人たちだったから最終電車の時間が過ぎると自分だけが残された。
帰れなくて夜中にうろうろしながら中島みゆきの「悪女」がテーマソングだなあと思って月を見上げていたのは遥か昔のようでもあり、つい昨日のようでもある。
でも、こんな暮らしでも案外いいなと思ったりしてる。今夜の月もきれいだった。
真夏なのに雪の夢を見た。何人かでバスに乗っていて誰かとバスを降りて歩いている途中で雪が雨に変わった。去年の今ごろと同じだと夢の中で話していた。誰だったのか思い出せない。
http://www.axn.co.jp/deadzone/introduction.html
クリストファー・ウォーケンの主演の映画は見ているし、本も読んでいるのでストーリーは知っているけど、夜の9時過ぎに開映というのがいい感じだった。
懸賞で当たったチケットなのだけどDVD試写のせいか、時間のせいか人がまばら。座席の3分の1、もしくは4分の1しか人がいない。自分も誘う人がいなくてひとりで行った。
思えば小学校時代から夜ふかしが好きで、高校時代は週末は池袋文芸座のオールナイトに通った。
当時から一緒に遊んでいた友人たちは、気がつくと疎遠になっていた。規則正しい生活をしているんだろうな。
自分一人だけが残されているような気がするけど、当時から友人たちは夜は家に帰る人たちだったから最終電車の時間が過ぎると自分だけが残された。
帰れなくて夜中にうろうろしながら中島みゆきの「悪女」がテーマソングだなあと思って月を見上げていたのは遥か昔のようでもあり、つい昨日のようでもある。
でも、こんな暮らしでも案外いいなと思ったりしてる。今夜の月もきれいだった。
真夏なのに雪の夢を見た。何人かでバスに乗っていて誰かとバスを降りて歩いている途中で雪が雨に変わった。去年の今ごろと同じだと夢の中で話していた。誰だったのか思い出せない。