清明から穀雨

2019年4月12日 日常
清明から穀雨
清明から穀雨
清明から穀雨
季節の変わり目は普段にもまして穏やかな気持ちになる。
清明から穀雨にかけて桜散り初めし時期は眠くて目を開けていられない。

今年の桜、毎年恒例のトーハクの「博物館でお花見を」に行ったり、銀座で開催されていた「夏目友人帳展」で妖の巳弥の絵画の桜並木が咲き誇るのを見たり。
前の職場の時は職場の中庭に住んでた野良猫たちを傍らに桜を見てたけど、今年はお地蔵さんと桜を見ていた。
最後に人間相手に花見をしたのはいつだったろう。

今日は休日、うとうとしてたらぐっすり寝てしまって、わかったようなわからないような長い夢を見て気が付くと夕方。また15時間以上寝ちゃったと、カレンダーをみるとコンサートに行く日だと気づく。開演の6時半まであまり時間がないので慌てて部屋をでる。

駅に行く道の途中の「かつや」を見たらお客がひとりしかいない。いつも混んでいるのにめずらしいなあと思いながら、周りを見ると歩いてる人も少ない。
以前、日本に帰った日にメトロに乗ったら人がいなかったことを思い出す。ネットのない時代、オウムの事件を知らず、サリンがメトロにまかれた翌日だったと後で知ったけど、また何かあったのかなと気になってスマホで時間を見たら6時10分。もしかしてと確認したら午前6時10分。また昼と夜を勘違いしてしまったと安心してコンビニで朝食を買って帰る。

部屋に戻ってベランダの花に水をあげていたらノゲシが花を咲かせていた。雑草扱いされる花だけど、せっかくここに来たのだからと放っておいたもの。黄色い花の色に癒される。

朝と夕方、12時間違いの時間の明るさが似てるこの時期。12時間遅く気が付いたのじゃなくて良かった。

新学期が始まり、のんびり遊んでいるゲームが静かになった。春休みの間、小学生がゲームに乱入してきて大変だったけど、いつも慣れあっているように見える常連さんたちはみんな無視。大人げないと思って少し相手をしてみるかと軽い気持ちでいたら、すっかりなつかれてしまったけど、そういうのも楽しいと思う。

万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり

モーミンさん、(たぶん小学生の)ザべスさんになつかれる。ちょっと照れたけどうれしい。

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