母親、難病乳児の殺人未遂認める 仙台
母親、難病乳児の殺人未遂認める 仙台
母親、難病乳児の殺人未遂認める 仙台
昨年11月、遺伝性の難病を患う当時1歳の三男を殺害しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた、十倍佐知子被告(42)の裁判員裁判初公判が18日、仙台地裁であり、「産んだ私が早く楽にしてあげたいと思った」と動機を語った。
三男が、死亡した次男と同じ難病で、あることを思い悩んでいた。
「三男は顔を真っ赤にして泣き、もがいていた。次男のつらい記憶が頭に浮かんだ。この先何年も痛がるのを見るのはつらいと犯行を決意した」と述べた。
弁護側は「事件当時PTSDだった可能性は否定できない」として責任能力を争うと主張した。
病気は目や耳の機能が衰え、のみ込む力がなくなり、3~4歳までに死に至る病で根本的な治療方法がない。
起訴状によると、昨年11月17日、仙台市青葉区の宮城県立こども病院で、入院していた三男の鼻と口を両手でふさぎ殺害しようとしたとしている。十倍被告が自らナースコールをし、医師の救命措置で一命を取り留めた。

相模原の重度障害者を襲った犯人の、年をとって二度と健康になれないで死ぬのを待っている人を楽にしたという事件を思い出す。
三男は一命をとりとめたけれど、これから3~4歳くらいになって死ぬまで痛み苦しみながら生きていくのだろうか。
こういう事件があるとブラックジャックが手術で助けた死刑囚が、そのあとで死刑になり、死なせるために手術をしたのかと悩む話を思い出してしまう。

仙台というと、昨日、中学2年の男子生徒の自殺原因に教師の体罰があるのではというニュースをやっていた。
昨年も同じ仙台で中2の男子生徒がSNSで「この世を去ることにしたよ」という言葉を残して自殺している。

子供を失った親は、時が止まってしまっているように思えてしまう。
子供を失う辛さも、苦しむ子供を自分の手でこの世から去らせようとする辛さも似ているように思える。

国立科学博物館の地球館に行くと、すでにこの世にはいない種族になった動物たちの骨や剥製に圧倒されてしまう。
リョコウバトやドードーのように人間がいなかったら、まだ種が続いていただろうと思われる動物も多い。
命って本当に儚い。

左奥歯が歯じゃなくて顎のつけ毛が痛い。
急に息することができなくなるときがある。
自律神経失調症かな。

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