アゲハ蝶の幼虫 
アゲハ蝶の幼虫 
9月の日記にアゲハ蝶がベランダの鉢植えの柑橘類(なんだかは不明)の木に卵を産んだと書いたけど、すぐに孵って小さな鳥の糞みたいなのが19匹。

他の虫や鳥に捕食されたりして成虫になるのは1.2%だという。
うちの狭いベランダには毎朝、鳥の糞があるし、何匹から鳥の朝ごはんだろうなと放っておいたけど、数日後にみると19匹がみんな育ってる。
木は葉がなくなりそうで、また餓死してしまうのではと予感がして、木のそばに布団を敷いてみてるうちに寝てしまった。

翌朝、ひさしぶりに鳥の鳴き声で目が覚め、見ると何匹か鳥の朝ごはんになったみたいだった。かわいそうだけど全滅して餓死するよりもいいかなと思った。
だけど現実は甘くなくてさなぎになる前の青虫の食欲はすごくて、数日で木が丸坊主。前と同じで食べ物を探してさまよっているのか、さなぎになる場所を探しているのかわからない状態。そんなことが気分を重くする。
外し忘れた軒下の風鈴がお弔いの鐘のように聞こえる。

来年は木を部屋の中に入れておこうと思った。



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