無気力症候群　アパシーシンドローム

もうずいぶん長いこと、自分は双極性障害なのかもしれないと思い続けていた。
医者に行ったわけじゃないけど気分の上げ下げが大きくて、上がってるときは縫物やDIY、部屋の模様替えから、衣類の染色、手の込んだお菓子作りまでなんでもやって、下がっているときはただひたすら毛布が友達。
動けないのじゃなくて動きたくない状態。
かといって、毛布に包まってさえいれば安心なライナス状態。
調べていると双極性障害とは症状が少し違うようにも思えた。

最近になって無気力症候群（アパシーシンドローム）というのが気になってきた。
特定のことに対して気力がゼロになるけど、深刻に受け止める人がいないそうだ。

勉強でも仕事でも競い合うのが苦手で、お先にどうぞというタイプだったし、お金は死ぬときにプラマイゼロだったらいいと思うから貯金はほとんどない。お金が途中で切れて生活できなくなったら、世の中にさよならするのも悪くないと思う。
そんなだったから無気力症候群なのかもと思ったりしたけど、不眠や食欲低下はぜんぜんないし。

昨日、ヨミドクター主催の茂木健一郎×石川善樹の対談を聞いてきた。
早死にするタイプに孤独な人、健康オタクなどがあるということだった。
人それぞれだけど、生きていくということは、どんなに頑張っても一人では無理。
人を殺すも生かすも人間だと思う。

人は次々と様々な症状を見つけては名前を付けていくので面白い。
名前がないのもいいかなとも思うけど。