アニメは見るけどコミックは立ち読みでってことが多い。
アニメもコミックも大好きで買い続けているのが「昭和元禄落語家心中」。最終巻の特装版は番外編付き。
カバーが違うので通常版を持っているのに買った４巻の特装版は封を開けないままに保存状態。メーカーの思うつぼ。でもそういうコミックがあるってうれしい。
アニメの第一期も面白かったんで第二期にも期待。
アニメだとレトロな東京の街の描写がリアルで、この店は昔本当にあったのかなと思いながら調べてみたり、八雲と助六が歩いていた日本橋を歩きながら、以前は高速が無かったんだろうなあと思って欄干から川を眺めてみたり。
東京はいい街だなあと思う。何度か引っ越しているけど、いつもいい街に当たる。
ラッキーだなと思いあながら、もしかしたら自分が住む街だから好きになるのかな、自分が住んでいるから好きなのかなとか、ずうずうしいこと考えてしまう。
狭いベランダでガラス越しに何か動いていた。見たら蝶が飛んでいた。そのまま部屋の中から静かに見ていて飛んで行った後に鉢植えの木をみたら幾つも卵が産みつけられていた。
木が小さかった頃は、毎年ハゲ坊主にされてしまい。幼虫が餌の葉がなくなって死んでしまっていた。近所の柑橘系の木を探し回って葉をもいできても食べなくてダメだったなあと思い出す。
ほかにも木のある場所はいろいろあるだろうけど、わざわざ、植木鉢一本しかないビルの上まで来てくれるんだと思うとうれしくなる。今は木も大きい。蝶になってくれたらいいなあと思う。
自分に関わってくる蝶だからいとしい。いつも水をあげている植物だからいとしい。
星の王子さまのバラの話みたいだ。
子供のころは自分が嫌いだったから、自分に関わるものみんな好きになれなかった。
自分くらいは自分を好きになってあげないとかわいそうだな思っているうちに、自分大好きだねって周りに言われるくらい変な大人になってしまった。
どんなにダメ人間だって自分が好きならそれでいい。
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