ミュンヘンの商業施設銃乱射、大量殺人に強い関心
ミュンヘンの大型商業施設で22日午後5時50分、男が買い物客らに対して銃を乱射し、9人が死亡して27人が重軽傷を負った事件。
容疑者とみられるミュンヘン在住のイランとドイツの二重国籍の18歳の男性について、大量殺人に強い関心があったというニュースが載っていた。

男は現場から逃走後、近くで自殺しているが、自宅にはバージニア工科大学とコロンバイン大虐殺に関する書籍があったという。

ニュースだと容疑者を虐殺に興味があるサイコパスのように扱っているけど、容疑者が二つの事件に興味があったのは虐殺に関心があったのではなく、彼と同じように疎外されていると感じていた犯人たちに共鳴していたのだと思う。
どれも銃乱射。学校と商業施設、場所は違うけど、自分を疎外させたと感じた場所を選んで大勢の人を犠牲にした後に犯人は自殺している。

自分に関係のない多くの人を巻き添えにして自殺するしか考えられないなんて、そこまで追い詰められていたんだと思う。サイコパスとは思えない。

その場所にいただけで殺されてしまった人たち。家族兄弟、友人たちは、ずっと忘れられないと思う。容疑者の家族兄弟たちも、これから背負う人生は今までと違ったものになってしまう。
とてもさみしく悲しい事件。


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