同性愛禁止法案が成立したナイジェリアで
同性愛禁止法案が成立したナイジェリアで
同性愛禁止法案が成立したナイジェリアで
ナサラワ州ラフィアのTudun Gwandara地区に暮らす中年の女性が同性愛衝動のあるオス猫のブルを捨てたことがニュースになっていた。
女性の家にはオス、メス合わせて多数の猫が飼われているけれどブルはオスの猫にのみ興味を示すため性同一性障害が疑われたという。
別のオスがブルに対してメス同様の発情ぶりで求愛した可能性も捨てきれず、捨てられてしまったブルへの同情も高まっている。
「この子を哀れだと思った方はどうぞ飼ってあげて」と添えた飼い主であったが、人々は「話のネタになればと聞きに来た」と言うばかりでブルに温かい手を差し伸べる者はひとりもいなかったという。

ペット禁止のアパートに住んでいたとき、ゴミ箱の脇に捨てられている子猫を公園で見つけた。
誰かが拾っていくだろうと思って通り過ぎたけど、子猫のことがずっと気になっていた。そのうち雨が降ってきた。
もし、まだいたら連れてこようと公園に戻ったら泣き声がしなかった。ホッとして帰ろうとしたら、声も出ないでうずくまっていた。
子猫はすぐに元気になった。まわりに猫を引き取ってくれる人を探したけどいなかったので雑誌「猫の手帖」で「子猫を拾いました。猫砂とキャットフードと一緒にもらってください」とメッセージを載せた。
30人以上の人から手紙が来た。全員女性で、全員、子猫を拾ってしまうような優しい人だから応援するのでかわいがってそだててくださいというような返事。
やれやれ。

友人たちに話をしたら女性から手紙をもらってうらやましいと。。。
動物が苦手な友人たちだけど猫の手帖に「猫を好きな女性と友人になりたい」とメッセージを載せた。
それぞれ7,8通の手紙が来て、一人は知り合った相手と会った日に結婚を決めた。
もうひとりは手紙をもらうのはいいけど返事を書くのは面倒と言い出した。年賀状を出すと親から返事がくるようなやつだったのを思い出す。結婚が決まった友人が香港に行った時にペキンダックをおごることを条件に代筆することにした。友人は意地悪モードの返事を書いたらしくすぐに全員に断られたけど・・
興味をもっても猫の面倒を見てくれる人はなかなかいないんだなと思う。

前の職場の中庭に遊びにきていた猫たちがいた。
そのうちの1匹、すごくか細いかわいい声のオスのデブ猫がいて、女の人にはエサだけもらって、食べ終わると男の人のところにきて足元でゴロンとしていた。

オス猫が人間の男を好きなのは同性愛猫とは言わない。
愛なんて、そばにいたい、大切にしたい、幸せでいて欲しいと思うだけの単純なものなのに、いろいろな尾ひれをつけてむずかしくしてしまうのかもしれないね。

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