17才の頃 At Seventeen R25 結婚についての調査
17才の頃 At Seventeen R25 結婚についての調査
秋になると聴きたくなる曲のひとつ。

全米No3にあがったジャニスイアンの代表曲。
ジャニスがグラミーでこの曲を歌った後、しばらく拍手がなりやまなくてリリートムリンが戸惑っていたのが印象的。

やさしいライトボサノヴァの曲に内省的な歌詞。

愛というものはかわいい女の子や、若くして男性に求められて結婚できるような恵まれた人にしか訪れないと17歳で知ってしまった、と歌っている。

映画「キャリー」にあるようにアメリカの高校生たちは華やかなイベントを行うのが好きだけど、影で小さくなっているキャリーのような子も少なくない。

あまり語られないけれど、この曲には2フレーズ目に痛烈な皮肉を宿している。

お下がりばかり着てる茶色い目の女の子 
その子の名前も正確に覚えられなかったけど、彼女が言っていた。
「結婚の保証と老後の安定した生活を引き換えに彼女たちは愛を失ってしまうんだわ」

R25で結婚について行った調査が載っていた。
「生涯を独身ですごすというのは、望ましい生き方ではない」という考えに
賛成と回答したのは50.2%、 反対は49.8%。

「結婚する際に必要な相手の月収はどの程度だと思いますか」という質問に対しては、1位は「20万円~30万円未満」(30.5%)。2位には「特に収入は関係ない」(16.1%)が続き、3位が「30万円~40万円未満」(15.2%)という結果。

収入は関係ないが2番目に多いのは、安定した生活にとらわれてしばりつけられている夫婦(親?)を目にすることが多いからなのかもしれない。

自分のまわりにも連れ合いが早く死んで生命保険がおりないかと思いながら日々を送っている人が何人もいる。
離婚すればいいのにというと、離婚したら生活できないと当たり前のように言っているのがおかしい。


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