外見で人を判断しないのは愚か者である

オスカーワイルドには名言が多いけど「外見で人を判断しないのは愚か者である」という言葉。最近、本当に納得してしまう。
外見に本質が表れるという意味もあり、別の意味もある。

少女を監禁し豚の餌を食べさせ家畜扱いした夫婦を逮捕

ボスニア・ヘルツェゴビナ北東部トゥズラのカラブラーシ村で、８年間にわたって奴隷にさせられ、ホラー映画のような地獄の虐待を受けていた19歳のドイツ人少女が救出された。
少女は母親とともに８年前にドイツからにカラブラーシに移住。母親によって加害者夫婦の元に連れてこられ重労働の畑仕事を強いられていた。自由を奪われ外界との接触を断たれ、夜は家畜小屋に寝かせられ、ブタ餌で飢えをしのいでいた。少女は馬の代わりになって重い荷車を引かせられ、その荷台にはたびたび夫婦が乗り、汗だくの少女をみて笑っていた。
捜査当局によると、多くの男たちによって頻繁に性的な暴行を受けていたとの情報も寄せられている。少女は17日（同18日）、ボスニア北東部の森の中で確保された。体重は40キロにやせ、全身に傷を負っていた。
母親は当局の聴取に「間違ったことは何もない」などと話している。

このブログでとりあげているのは、どこか腑に落ちないニュースが多いけれど、このニュースも最後の母親の言葉で気になってしまった。

ググって見たらネットでタイトルが
「ドイツ人美少女を８年間監禁、ブタの餌を与え荷車を引かせ家畜扱い」に変わっていた。

ますますわからないなと思っていたら少女の写真が載っているニュースがあった。
1枚の写真の方が100の言葉よりも雄弁に物語るという歌があったけれど、写真によって隠されている言葉が見えてしまうことは多い。
母親の最後の言葉に隠されたものが見えてしまった。