そうだ 京都、行こう。
2012年3月13日 旅行
むかしの記憶が楽しかった分だけ辛くのしかかってきたので戻してしまいたくなりました。
楽しかった気持ちと辛かった気持ちが朱塗りの鳥居をくぐりぬけるごとに交差するように浮かんできます。
それらの、ひとつひとつと対峙するように歩いていくと、行き着いたのは別れ道でした。
以前、通った道を再び選び、深く息をつきながらくぐりぬけたら、鳥居の先で目の見えない猫が迎えてくれました。
よく見ると前に来たときにも出迎えてくれた猫でした。
そのときは目を患っていなかった猫でした。
脅かさないように、そっと頭を撫ぜると手のひらに顔を押しつけてくれました。
千年古都。千本鳥居。
何も変わらないものはないんだなあと考えていました。
楽しかった気持ちと辛かった気持ちが朱塗りの鳥居をくぐりぬけるごとに交差するように浮かんできます。
それらの、ひとつひとつと対峙するように歩いていくと、行き着いたのは別れ道でした。
以前、通った道を再び選び、深く息をつきながらくぐりぬけたら、鳥居の先で目の見えない猫が迎えてくれました。
よく見ると前に来たときにも出迎えてくれた猫でした。
そのときは目を患っていなかった猫でした。
脅かさないように、そっと頭を撫ぜると手のひらに顔を押しつけてくれました。
千年古都。千本鳥居。
何も変わらないものはないんだなあと考えていました。
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