金網も柵もないビルの屋上
2011年9月30日 日常
バイトの最終日。
辞める前に、どうしても行ってみたかったバイト先のビルの屋上に行った。
手すりも柵もない地上40階。足元は金網。風が強いと吹かれてまま落ちてしまいそうだし、足を滑らしたらさようならの世界。人によってはかなり怖い場所だけど屋上の風はとても気持ちがいい。ここからダイビングしたら地上に落ちる間に東京タワーを見ながら気を失うのかなとか思いながらノンアルコールビールを飲む。
自分のことを好いてなかった人に送られる形式的な送別会を断って、同じ日に辞める人と友人で銀座のスカイラウンジに酒を飲みに行った。
回転レストランに浮かれおいしい酒に酔いながら、バイトをしていた3年を思い出していた。長いのか短いのかわからない時間だったけど、その間に5人のバイトが入っては辞めてを繰り返してきた。
思い返すと嫌なことも多かった、嫌なことばかりだった気もするけど嫌なことがなかったらわからなかった、気が付かなかったことも多かった。
社員食堂を避けていつもひとりで外で食べていたお昼休み。いつの間にかなついて集まってきたユリカモメ。エサを待って出勤しているような野良猫たち。
春になるとむせ返るような桜の下のベンチ。
辞めるとなると感傷的にもなったりするけど辞めたから思うこと。辞めてよかったなあと思う。一歩前進だ。
辞める前に、どうしても行ってみたかったバイト先のビルの屋上に行った。
手すりも柵もない地上40階。足元は金網。風が強いと吹かれてまま落ちてしまいそうだし、足を滑らしたらさようならの世界。人によってはかなり怖い場所だけど屋上の風はとても気持ちがいい。ここからダイビングしたら地上に落ちる間に東京タワーを見ながら気を失うのかなとか思いながらノンアルコールビールを飲む。
自分のことを好いてなかった人に送られる形式的な送別会を断って、同じ日に辞める人と友人で銀座のスカイラウンジに酒を飲みに行った。
回転レストランに浮かれおいしい酒に酔いながら、バイトをしていた3年を思い出していた。長いのか短いのかわからない時間だったけど、その間に5人のバイトが入っては辞めてを繰り返してきた。
思い返すと嫌なことも多かった、嫌なことばかりだった気もするけど嫌なことがなかったらわからなかった、気が付かなかったことも多かった。
社員食堂を避けていつもひとりで外で食べていたお昼休み。いつの間にかなついて集まってきたユリカモメ。エサを待って出勤しているような野良猫たち。
春になるとむせ返るような桜の下のベンチ。
辞めるとなると感傷的にもなったりするけど辞めたから思うこと。辞めてよかったなあと思う。一歩前進だ。
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