ウサマ・ビンラディン容疑者の死亡のマスコミ報道

5月2日、米政府がウサマ・ビンラディン容疑者の死亡を発表した。
隠れ家を襲撃した際に抵抗したが武器は所持していなかったという。殺害の判断について、ビンラディン容疑者が銃撃戦で抵抗したためで「可能なら生け捕りにした」（ブレナン大統領補佐官）
オバマ大統領は演説で「殺害か拘束は最優先事項だった」と述べていたが武器を所持していない人間の拘束は不可能だったのだろうか。
他に家族が何人も死んでいるけど、みな武器をもっていなかったのなら何故殺害したのか？
遺体は2日にアラビア海で水葬された。
イスラム教では伝統的に死亡から24時間以内に遺体を埋葬する必要があり、埋葬のためにパキスタン国外に遺体を輸送する十分な時間がなかったということだけど、死亡を確認したのはアメリカ側の人間だけだし、埋葬までがあまりに早すぎる。ニュース報道には色々と作為的なものを感じてしまう。

いまマスコミを通さずにさまざまな情報を個人が伝えている。ビンラディンの死体画像まで出まわっている（アイコラらしいが）。ネットは真実と嘘が混ざっているけど信じるかどうかは自分しだい。

ビンラディン襲撃の数時間前、パキスタンのTwitterユーザーが知らずに「実況」していた。
米軍が掃討作戦を行ったパキスタンのアボッタバードに住むソハイブ・アサールさんで、現地時間で1日真夜中に「ヘリが午前1時にアボッタバード上空を飛んでいる。珍しい出来事だ」「窓が震えるほどの轟音がした」「爆発の後静かになった。ヘリもいなくなった」「ヘリの1台はパキスタンのものじゃないようだ」「ヘリはビラルタウンの近くを撃った。閃光も見えたらしい」とツイートした。
その後ビンラディン死亡のニュースを聞いて、ヘリや爆音の意味に気づいたようで、「わたしはウサマ襲撃を知らずに実況していた」と投稿している。

日本では以前は、犯罪が起きると犯罪者（被害者）の詳細な情報がMixiで見つけられることが多かったが、最近ではMixiは廃れてしまったのでfacebookにリンクされることが多くなった。

女性の自宅に侵入し首を絞めてわいせつな行為をしたとして強制わいせつと住居侵入容疑で逮捕された武智大志容疑者（25）のfacebookがさらされていた。
そんなところにも時代を感じてしまい興味深い。