季節変わりの雪

2011年2月15日 日常
季節変わりの雪
季節変わりの雪
季節変わりの雪
部屋に戻ったら疲れがどっと出て、晩飯を作って風呂にはいったら目があけてられなくなって熟睡。
しばらくして電話が鳴ったので目が覚めた。11時半すぎ。
友達が「雪が降っている。知らないの?外見てみなよ」
眠った時間は雨だったのに、いつの間にか雪化粧。
子供の頃は雪が降ると良くないことばかりが起こった。雪のせいではないのに雪が怖くてしかたなかった。
雪の日はいつもシェルターのように真っ白な服を着ては、雪に隠れてしまうようにしていた。いつか雪の中で逝ってしまうんだと思っていた。
雪を見て安らぐ気持ちになれるようになった今でも、少しだけ死ぬときは雪の中かもしれないと思うことがある。
 
今の若い人は昔と違って大きな望みは持たない人が多いという。
今より悪くなりませんようにとネガティブな望みを持つ人が多いという。
昔の若い人だった自分も、いつも今より悪くなりませんようにと思っていた。
死よりも怖いのは死にいたる病。雪の中で眠るように逝ったら幸せだと思う。

いつもエサをあげているユリカモメやノラ猫が、雪の中で凍えてなければいいな。
そんなことをポツンと考えていた。

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