自然体験豊富なほど高学歴・高収入
自然体験豊富なほど高学歴・高収入
子供の時、自然の中で遊んだ体験が豊富なほど高学歴になる? 
独立行政法人「国立青少年教育振興機構」が、昨年11月、20代~60代の男女計5千人にインターネットを通じてアンケートを実施。「海や川で貝や魚を捕ったこと」「夜空いっぱいに輝く星をゆっくりみたこと」があるかなど子供のころの自然経験計30項目について聞いた調査結果をまとめたもので、自然経験が豊富な大人ほど、大学・大学院を卒業・修了した割合が高かった。
「知的好奇心が刺激され、学習意欲が向上する可能性がある」。専門家がこう分析するだけではなく、自然体験を授業に取り入れている学校からも「子供たちの学習意欲が高まった」という声が聞かれる。自然経験と学習の“相関関係”に注目が集まりそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100620/edc1006201956002-n1.htm

ネタかなと思うような統計。
育った場所に自然が多くあったかでなく記憶をたずねた統計なので、たとえば同じように魚をとっていても覚えていない人の答えは「ない」になる。
ようするに自然体験豊富なのじゃなく、そういう記憶を色濃く残している人が高学歴、高収入に多いということ。おかしい。

笑えるような無駄な統計をとったのは理事長と理事4人のうち2人が文科省からの天下りで、文部科学省の「天下り法人」とも言われている「国立青少年教育振興機構」。
青少年教育施設の整備に61億円の補正予算が当てられているけど、こんな統計をとるためにいくら予算を計上させているんだろうと思った後で、世の天下りといわれる人たちのすべてを非難するのも乱暴だと思い直す。
天下りには批判的だけど、天下りできた人によって円滑に進んでいる会社があるのも確かだから。

エサをたっぷりもらったあとのニャンは我関せずでどーんとしてる。良いなあ。

コメント