霊が封印された瓶がオークションで18万円

ニュージーランドのオークションサイト『Trade Me』に、「霊」が封印されているという小瓶が出品され、2830ニュージーランドドル（約18万円）で落札された。

出品されたのは自宅に住みついていた霊をエクソシストが聖水とともに封印したという2つの小瓶。封印されているのは、1920年代にその家で亡くなったという男性の霊と、出品者がウィジャボードをしていた時に現れた少女の霊だという。

「霊という危険なものを売って罰は当たりませんか？」
「霊を売るなんて無責任なことをしないで、深い穴に埋めるべきです！」
「なんて馬鹿馬鹿しい出品だ。がんばれ！」
「洋服のハンガーなんかを出品しているやつに比べれば、どれだけ素晴らしい商品か！」
などコメントも多く寄せられている。

約18万円で落札したのは地元の電子タバコメーカー。その使い道はまだ決まっておらず、現在アイデアを募集しているとのことだ。

ヤフオクも以前は、おかしな出品が多くて楽しかった。
食料品を「まずくて食べられないので出品しました」というのがあったり（メーカーからクレームがついたらしい）、恋人（または旦那、奥さん）に飽きたので売りますとか、変なものも多かった。
ヤフーが課金を増やしていったために、面白がって出品する人や、売れたら良いや的いわゆるごみ出品をする人が減って、儲け重視のセドラー的要素の多い出品者が増え楽しみは減ってしまった。

霊のオークションだけど、せっかく現世に戻ってきて楽しんでいたろうに、瓶に閉じ込められてしまって、少しかわいそう。いたずら程度の悪さなら、そのまま遊ばせてあげていればいいのに。
霊が遊んでいる世界なんて楽しい気がする。