顔なじみのユリカモメ
2010年3月20日 日常
子どものころから家でひとりでご飯を食べることが多かったので、ぼんやり考え事をしながら食べるひとり飯は楽しい。
小学校のとき、ひとりで給食を食べていたとき、担任に前に呼ばれて言われたことが「なんで友達と食べない。ひとりだとみじめでしょう」。他の生徒に「誰か一緒にお昼を食べてあげてもいい人いたら混ぜてあげて」。
この教師には「ひとりだとみじめ」と言われ続けていたから、またかと思ったけど、ひとり=みじめという構図は大人になるまで染み付いていた。次の日から、まぎれていたけど、ますます人と一緒に食事が苦手になった。
今まで嫌な事もたくさんあったけど、保育園時代と小中学校時代に比べれば人生は楽なもの。
子どもの自殺のニュースを見るたびに、自分はよく生きてこれたなと思う。似たような子どもを救えるなら救ってあげたいと思う。
時は流れて親しい人と一緒に食べる食事や、見知らぬ大勢の中で食べる食事は苦にならないけど、知っている人たちと一緒に食べる食事はいまも苦手。
多くの時間、ひとりで昼飯を食べてる。あまり人がいなくて落ち着ける場所がポイント。
そんな場所に、昨年からユリカモメが来ていた。片足が悪いのかいつも足を折り曲げている。他のユリカモメと離れて一匹でいることが多いので見分けがつくし、ユリカモメも、すぐに降りてくる。
他のユリカモメが1匹、2匹と来ると追い払ってしまうけど、結局は何十匹のユリカモメが集まってきて追い払うのを諦めてしまう。ひとりでいるのが好きな人はひとりでいるものに安心感を覚える。
今年も春にいなくなったと思ったら、秋に戻ってきていた。
もしかして違う鳥かなと今年の写真と昨年の写真を比べてみたら、やはり同じユリカモメ。勝手に名前をつけて呼んでたりするけど、このユリカモメを待ってバイトを続けているのかもしれない。
自分のあとに入ったバイトは二人続けて1日で辞めてしまった。手取り11万超えるか超えないかで社員がバイトにやつあたりするのが当たり前のような職場じゃ、続けるほうが大変かもしれないけど、動物や植物や移り変わる季節に癒されながらなんとなく続いている。
色々な会社の入っているビルなので大勢の人が働いているけど、昼休みに時々挨拶をする人が派遣切りで3月で辞めることになった。会社の人たちに会わなくなるのはなんとも思わないけど、昼休みに集まってくる猫たちに会えないのがさみしいといっていた。そんな人も多いのだろうな。
そろそろ渡りの季節。足の悪いキャプテンもシベリアやカムチャッカ半島まで飛んでいくのだろうか。
今年の秋、まだバイトを続けているのだろうか。また会うことがあるのだろうか。
小学校のとき、ひとりで給食を食べていたとき、担任に前に呼ばれて言われたことが「なんで友達と食べない。ひとりだとみじめでしょう」。他の生徒に「誰か一緒にお昼を食べてあげてもいい人いたら混ぜてあげて」。
この教師には「ひとりだとみじめ」と言われ続けていたから、またかと思ったけど、ひとり=みじめという構図は大人になるまで染み付いていた。次の日から、まぎれていたけど、ますます人と一緒に食事が苦手になった。
今まで嫌な事もたくさんあったけど、保育園時代と小中学校時代に比べれば人生は楽なもの。
子どもの自殺のニュースを見るたびに、自分はよく生きてこれたなと思う。似たような子どもを救えるなら救ってあげたいと思う。
時は流れて親しい人と一緒に食べる食事や、見知らぬ大勢の中で食べる食事は苦にならないけど、知っている人たちと一緒に食べる食事はいまも苦手。
多くの時間、ひとりで昼飯を食べてる。あまり人がいなくて落ち着ける場所がポイント。
そんな場所に、昨年からユリカモメが来ていた。片足が悪いのかいつも足を折り曲げている。他のユリカモメと離れて一匹でいることが多いので見分けがつくし、ユリカモメも、すぐに降りてくる。
他のユリカモメが1匹、2匹と来ると追い払ってしまうけど、結局は何十匹のユリカモメが集まってきて追い払うのを諦めてしまう。ひとりでいるのが好きな人はひとりでいるものに安心感を覚える。
今年も春にいなくなったと思ったら、秋に戻ってきていた。
もしかして違う鳥かなと今年の写真と昨年の写真を比べてみたら、やはり同じユリカモメ。勝手に名前をつけて呼んでたりするけど、このユリカモメを待ってバイトを続けているのかもしれない。
自分のあとに入ったバイトは二人続けて1日で辞めてしまった。手取り11万超えるか超えないかで社員がバイトにやつあたりするのが当たり前のような職場じゃ、続けるほうが大変かもしれないけど、動物や植物や移り変わる季節に癒されながらなんとなく続いている。
色々な会社の入っているビルなので大勢の人が働いているけど、昼休みに時々挨拶をする人が派遣切りで3月で辞めることになった。会社の人たちに会わなくなるのはなんとも思わないけど、昼休みに集まってくる猫たちに会えないのがさみしいといっていた。そんな人も多いのだろうな。
そろそろ渡りの季節。足の悪いキャプテンもシベリアやカムチャッカ半島まで飛んでいくのだろうか。
今年の秋、まだバイトを続けているのだろうか。また会うことがあるのだろうか。
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