桜の花が咲いていた
桜の花が咲いていた
職場の近くの緋寒桜と山桜。
もう、そんな季節になるのかと感慨深い。
ゆりかもめが戻ってきて秋を、飛び立つ時に春の終わりを感じる。
その時々に咲く花で季節を知り、そのうちに自分も土に還る。

子どものころ死ぬことばかり考えていた。

雪の深い街で猫とこたつで春の訪れを待ちながらうとうとして、
寝ているうちに冷たくなり、自分の死んだ日の翌日に春が来て、
猫は春を感じて野良になって何事もなかったように生きていく。

そんな風に死んでいけたらいいなあ。

コメント

yasai
2010年3月14日20:41

カモメが良いですね。僕はカモメが川を遡るところまで走っていきます。きっとそこが海と陸の間なのかと思ってます。カモメでなければゴメンナサイ

BOTETO
2010年3月20日17:10

コメントありがとうございます。写真はユリカモメです。かもめよりも少し小さくて、シベリアやカムチャツカ半島からはるばるやってくるそうです。かもめが遡る場所に海と陸の間を感じるって、なんともいい感じですね。