なぜ人は人を責めるのだろう

行方不明になっていた大阪市西淀川区の市立佃西小４年、松本聖香さん（９）の事件は、大方の予想通りに母親の松本美奈（34）と同居人の小林康浩（38）それに知人の杉本充弘（41）の３容疑者が逮捕された。
何度も家出をしている小学生。力のない子供を虐待する大人たち。この状態から逃れることは難しかったのかもしれない。助けてあげられなかった家族を責めている書きこみがあったけれど残された家族を責めるのは間違いだと思う。

家庭内の子殺しをまとめたサイトがあった。
http://kill.xxxxxxxx.jp/

同じ時期に清水由貴子さんが母親の介護疲れから心中をはかり、清水さんだけ亡くなった事件が報じられていた。
介護を続けているうちに気がつくと自分も年をとっていく。清水さんが母親を道連れにしようとしたのは妹さんを楽にしてあげたっかったのではないかと想像してしまう。上のニュースと同じように妹さんを責める書きこみを見たけど、なぜ誰かに責任を負わせようとする人がいるんだろう。

告別式での妹さんの「お姉ちゃんの妹でよかった」という言葉。泣けてくる。