バスの中で隣席になった男性の首を切断　カナダ

7月30日、カナダ西部の高速道路を走行していた長距離バスの車内で男性乗客が隣席の男（40）にナイフで数十回刺されて殺害され、頭部を切り落とされる事件があった。
バスは同国西部のエドモントンから中南部のウィニペグに向かっていた。午後9時ごろ、18歳とみられる被害者男性がヘッドホンをして眠っていたところ、隣に座っていた男が男性の胸部を大型のサバイバルナイフで50〜60回メッタ刺しにした。
男はさらに、刺殺した被害者の頭部をナイフで切断。無言のまま、内臓も引っ張りだすなどの凶行に及び、頭部をわしづかみにして車内前方まで歩くと、乗客に見せつけるように床に落としたという。
事件当時、バスには乗客37人と運転手1人が乗っていた。「男と被害者は全く会話していなかった」という。
その後、駆けつけた警察がバスを包囲。男は被害者の頭部を窓の外に突き出すなど約3時間、車内にろう城したが、窓から飛び降りたところを逮捕された。

最近、日本でも通り魔事件が連続していて、もはや安全とはいえなくなっているけれど、これは平和なイメージのカナダで起きた猟奇的な事件。たったひとりの危険でおかしい人のせいで平和はひっくり返る。
最初に読んだニュースでは加害者、被害者の詳細は書かれていなかったけれどググってみたら、加害者名、被害者名など詳しく書かれているものが見つかった。（写真＝加害者Vince Weiguang Li）
日本では犯罪が起きるとMixiで犯罪者などを探すことが多いけれど、世界的にはMySpaceで検索。今回の被害者だと思われるページが特定されていて、生前の笑顔の被害者の写真を見ていたら言葉も出なくなってきた。

追記
第2級謀殺（計画性のない殺人）の罪に問われているVince Weiguang Li容疑者（40）の公判が5日、刑事法院で行われ、検察側は、バスを包囲した際、警官隊が被告が被害者の一部を食べているのを目撃したと述べた。
同容疑者が被害者の人肉を食べた上、鼻、唇、耳をポケットに入れていたことが明らかとなった。
同容疑者は公判中、「わたしを殺して下さい」と述べていたという。

日本でも外国でも、こういうやつが増えてるように思う。死にたいやつは見ず知らずの他人を巻き込まず勝手に死んでくれ。
得てしてこういうやつは無罪になる確率が高いのも理解できない。