東京銭湯 お遍路巡礼
のんびりと「東京銭湯お遍路巡礼」をしている。今日は行ったことのない銭湯に行った。高松湯。
昔ながらの銭湯で、すべてがレトロ。きれいに手入れをされている古い銭湯はお客さんが3人しか入っていなくて、途中でひとりきりになった。
ひとりでぼんやりとしながら小さい頃に住んでいた大宮にあった銭湯を思い出した。
タイルの画を見ながら熱い湯にはいっていたら、お湯の流れる音が、銭湯が歌を歌っているみたいに聞こえた。やがて消えていくさだめの歌なのかも知れない。
銭湯から出て外に出たとき、懐かしい風が吹いてきた気がして意味もなく写真を撮ってしまった。

銭湯マップでスタンプを押してもらったあとに番台のおばさんに「ケースから好きなのを自分で出して飲んでね」とすすめられたので牛乳をいただいた。お礼になるものはないかなと思ってお守りの「マヤのほうき」を置いてきた。
見ず知らずの人の親切ってほんわか嬉しくなる。


コメントで花野のKさんからコメント
見知らぬ人から親切を受けられる人は、きっと、顔が、善人であることを示してるのでしょうね。そして、それをすごく感謝する人だってことも。顔が語ってるのでしょう。騙すより、騙される方が幸せと、いつも、私は自分に言い聞かせてます。とりとめもなく書いちゃったけど、何となくちょっぴりいい話で、うれしくなったので、書いちゃいました。


以前、海外旅行で、子供に薔薇の花をもらったり、おじさんにジュースをもらったり、部屋に誘われたことが何度もあった。言葉がわからないけど楽しかった。
「睡眠薬入りかも」「あとでお金を請求されるよ」とか、まわりに言われたけど問題もなく親切にしてくれただけだった。
いっしょに行った人たちは「なんとなく目立つんじゃないの」と勝手に結論を出していたけど、理由はどうあれ嬉しい。

騙されたことも数え切れないくらいあって、忘れた頃に思いだしてはむかついたりするけど、もともと忘れっぽいせいもあるから救われているのかも。

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