文豪・夏目漱石 江戸東京博物館
2007年10月15日
漱石の小説の毒が見えるような展示会。
写真、版画、自筆原稿への走り書きや落書き。
人は死んでしまった時から、その人は実際に生存していた人なのかおぼろげに感じることがあるけど、漱石展に展示されている品々は漱石が生きていたことを記憶していた。
「我が猫」「坊ちゃん」「三四郎」と有名な小説にさえ漱石の毒が見え隠れてしているけど、心地の良い毒もある。
有名な肖像写真は天皇崩御の時の喪章をつけているもの。漱石は天皇崩御によって、さまざまなことを自粛することに疑問を持っていた。漱石らしい話だと思う。
今から100年前、夏目漱石が同じ東京で暮らしていたのかと思うと街を歩くのが楽しくなる。
路上を横切る野良猫を見ながら、この猫の祖先も100年前の東京で生きていたんだろうなと思うと感慨深くなる。
写真、版画、自筆原稿への走り書きや落書き。
人は死んでしまった時から、その人は実際に生存していた人なのかおぼろげに感じることがあるけど、漱石展に展示されている品々は漱石が生きていたことを記憶していた。
「我が猫」「坊ちゃん」「三四郎」と有名な小説にさえ漱石の毒が見え隠れてしているけど、心地の良い毒もある。
有名な肖像写真は天皇崩御の時の喪章をつけているもの。漱石は天皇崩御によって、さまざまなことを自粛することに疑問を持っていた。漱石らしい話だと思う。
今から100年前、夏目漱石が同じ東京で暮らしていたのかと思うと街を歩くのが楽しくなる。
路上を横切る野良猫を見ながら、この猫の祖先も100年前の東京で生きていたんだろうなと思うと感慨深くなる。
コメント