結婚翌月と翌年に生命保険、容疑の夫ら妻絞殺周到に計画
栃木県さくら市の保険金目的放火事件で、栃木県警は31日、同市早乙女、自動車販売修理業小林広被告(58)(非現住建造物等放火、詐欺罪で起訴)ら3人が今年2月、小林被告の妻、はるみさん(当時41歳)を自殺に見せかけて絞殺したとして殺人容疑で逮捕した。
はるみさんには結婚翌月と翌年に計9000万円の生命保険がかけられていた。絞殺したとされる日に、小林被告は長男らに金を渡して外出させるなどしており、県警は計画的な保険金殺人とみて追及する。
二男、善輝君(当時7歳)は2004年2月、当時住んでいた県営住宅から転落死し、8000万円の生命保険金が支払われている。
小林被告は3年4月、はるみさんと結婚し、はるみさんの長男と善輝くんと養子縁組してから約1年間に、3人に同社や小林被告を受取人とする計2億円の生命保険を掛けていたことが分かっている。県警は転落死の経緯も調べ、小林被告らを巡る保険金詐欺疑惑の全容を解明する。 8/01

殺人の多くは身内や顔見知りの犯罪が多い。子育てで疲れてとか、衝動的にとかは抜きにしても、無差別殺人に比べたら動機がわかりやすい。
顔見知りによる犯行は、ほとんどと言っていいくらいにお金か色恋沙汰が絡んでいる。被告は結婚翌月に保険金をかけ、日常的に子供に暴力をふるっていたらしいけど、子供も殺めている確率が高い。珍しい事件でも無いけど、お金のために人を殺すほど、執着するものってなんだろう。自分の子供が夫に乱暴されても離婚しなかった母親にも罪がある気がする。案外世の中はこういうことって多いのかもしれない。ひとり残った長男のその後が心配。

写真は「天国から来たチャンピオン」。ダイアン・キャノンが愛人と共謀して夫を殺そうとするんだけど・・・こういうのなら、ちょっとオバカで笑えるんだが。

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