ねぇ、おばさん、私みたいな売れ残りでいい
2007年7月10日 映画
小津の映画で一番好きなのが「麦秋」。
この時期の松竹の小津映画はどれもいいけど、原節子と淡島千景のやりとりだけでも、この映画がマイオズベスト。
結婚に行き遅れたふたりのたわいもないやりとりが、なんとも楽しくおかしくて何度見たことか。
隠し味のように少しの淋しさが匂うところも好きな理由。「平気平気」って言葉、何度出てくるんだろう。
女友だち4人でお茶を飲みながら、既婚組と行き遅れ組に分かれての会話もコミカルで楽しいけど、一番好きな台詞は杉村春子がバツイチの息子のお嫁になって欲しいとおそるおそる聞いたときの原節子の台詞
「ねぇ、おばさん、私みたいな売れ残りでいい」
ニコニコと答えるんだけど、結婚が決まったから喜んでいると言うより、売れ残りが楽しいような嬉しそうな顔、そんな顔で売れ残りでいいって言われても。。。不思議なシーン。でも、すごく好き。
この時期の松竹の小津映画はどれもいいけど、原節子と淡島千景のやりとりだけでも、この映画がマイオズベスト。
結婚に行き遅れたふたりのたわいもないやりとりが、なんとも楽しくおかしくて何度見たことか。
隠し味のように少しの淋しさが匂うところも好きな理由。「平気平気」って言葉、何度出てくるんだろう。
女友だち4人でお茶を飲みながら、既婚組と行き遅れ組に分かれての会話もコミカルで楽しいけど、一番好きな台詞は杉村春子がバツイチの息子のお嫁になって欲しいとおそるおそる聞いたときの原節子の台詞
「ねぇ、おばさん、私みたいな売れ残りでいい」
ニコニコと答えるんだけど、結婚が決まったから喜んでいると言うより、売れ残りが楽しいような嬉しそうな顔、そんな顔で売れ残りでいいって言われても。。。不思議なシーン。でも、すごく好き。
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