生きていくってなんなんだろう

小3の男児をマンションから投げ落とした男の動機が「営業成績が落ちて給料が下がり、悩んでいたため、体調を崩した」から。
今井容疑者は「お客さんを獲得して売り上げを伸ばさないといけないのに、伸びなかった。歩合制の給料が下がった」とし、一時はピーク時の4割程度まで給料が下がったと説明。「責任ある立場を任された」とも述べ、店長としての重圧も眠れなくなるなどした原因に挙げているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000501-yom-soci

人は財産や守るべきものをもってしまうと維持するのが大変なのはわかる。高給取りだった政治家が天下りで阿漕なことを平然としても罪には問われないけど、仕方がないのかもと思う。理解はできないけれど。
でもストレスが見知らぬ子供を投げ落として殺したことの理由になるはずがない。国によっては人の子供を殺めたら、犯人の子供を同じ目にあわせる罪もある。
今井容疑者は自分の子供が同じことをされたらとは、これっぽちも考えもしなかったんだろう。
落とされた子供のことを思うと苦しくなる。
せめての救いは本人も何故かわからないまま死んでしまったこと。彼は自分が死んでいることに気がついているのだろうか。

世の中の犯罪のほとんどがお金と愛情が原因。
手放すのが怖くなるような愛情は欲しくない。お金が無くなって生きていけなくなったら死ぬのも悪くない。
遅かれ早かれ、どうせいつかは消えてしまうものだもの。