雪の粒

雨が降りそうだなと思いながら洗濯物を干した。しばらくしたら案の定、雨の音が窓をたたきはじめた。
まあいいかと、しばらく本を読んでいたら雨音が止んだので外を見た。真っ暗な空から大きな雪の粒が落ちてくる。
ベランダに出てぼんやり空を見上げる。
いったい何処から来るんだろう。あとから、あとから、雪の粒が降り続いている。
そのうち顔に大きな粒が落ちてきた。
この雪粒は何百万の雪粒の中から、顔の上に落ちてきたんだなあ。雪粒が愛しいなあと思う。

ミシュランマンが寒そうです。