クジラ救出 千葉
23日午前8時過ぎ、千葉県旭市の飯岡海岸で、波打ち際でもがくクジラの群れを通行人が見つけ、市は住民とともに救出に当たり、26頭のうち20頭を沖に戻した。6頭は力尽きて死に、東京の国立科学博物館が研究資料として引き取った。
打ち上げられたのは外洋性のハクジラの仲間「カズハゴンドウ」とみられる。体長は1〜2.4メートル、いずれもメスだった。餌のイワシなどを追いかけるうちに浜に迷い込み、身動きできなくなったらしい。1月24日

沖合に住み大きな群を作る事でも有名なクジラで集団座礁した場合規模も大きいという。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/aquaheart/aqua12.html

沿岸には近づかない種類のクジラなのに、なにかのきっかけで沿岸に来てしまったみたいだ。
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の一節を思い出す。

「広いライ麦畑で、小さな子供たちが、みんなでなんかのゲームをしているところが目に見えるんだよ。
で、僕はあぶない崖のふちに立っていてるんだ。僕のやる仕事はね、誰かが崖から転がり落ちそうになったら、その子をつかまえることなんだ。
子供たちは走ってるときにどこを通っているかなんか見てやしないだろう。そんな時は、どっからか、さっととび出して行って、その子をつかまえてやらなきゃならないんだ。
一日じゅう、それだけやればいいんだな。ライ麦のつかまえ役、そういったものに僕はなりたいんだよ」

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