「僕は眠りに就く」　生き埋めの作業員がメモ

米ウェストバージニア州の炭鉱爆発事故で生き埋めとなり死亡した作業員（51）が残した手書きのメモが5日、見つかった。
遺体とともにあったメモは「僕は先に行く。（生き埋めの状況は）そんなにひどくはない。眠りに就く」などと、救出の可能性をあきらめた様子がうかがわれ、「愛している」と家族向けとみられるメッセージが最後に添えられていた。
メモは保険の申込書にかなり乱れた筆跡で書かれていた。炭鉱内に長時間閉じ込められ、意識がもうろうとした状態で書いたもようだ。作業員は事故発生から約42時間後に遺体で発見された。2006年01月06日12時58分

彼が亡くなった原因が怪我なのか酸素不足なのか、他の理由かがわからないけれど、安らかな眠りであったならと思う。

生きている限りいつか命は消えるけど、自分が死ぬときに眠りにつくんだと思いながら死ぬとしたら、どんなだろう。
死ぬときはありがとうって言う気持ちで死にたい。